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・伊豆の某旅館へ行ってきました
某旅館での強化合宿の一コマ、昔の「富士」と廃止間際の「富士」が並ぶ(後者は他のメンバー所有のもの)。
2009年12月、職場の模型サークルの強化合宿として伊豆の某旅館へ行ってきました。
今回は最近購入した大ネタを中心に持ち込みましたので、私の模型ネタでの近況報告としてアルバムの形でここに紹介します。
・国鉄20系客車
元祖ブルートレインである国鉄20系客車を、巨費を投じてフル編成、しかも全車両室内灯装備という贅沢な仕様で我が家に入線しました。牽引機は今年9月にKATOから発売された最新のEF65-500、編成は20系時代末期の「富士」編成としています。東京から西鹿児島まで丸一日掛けて走っていた「日本最長距離ランナー」だった時代です。牽引機として他にDF50(KATO)も用意してあります。
寝台特急「富士」がホームで身体を休める
KATOの20系新製品は20系の美しさがよく出ていると思う
後述の14系「さくら」と並ぶ
こちらは電源車 屋根上のモールドがあっさりしていていい
逆光線を浴びて長大な橋梁を行く
ここのレイアウトのこの橋梁が好きだが 写真に撮るのは難しくていつも処理に悩む
牽引機・EF65-500
KATOの電気機関車にしては珍しく「小振り」を強調した仕上がりになっていて好感が持てる
また牽引力もあり 「富士編成」室内灯フル装備でも難なく引っ張る力持ちだ
・国鉄14系客車
国鉄が20系に代わる新しい寝台列車のかたちとして、1972年より投入された電源分散タイプ寝台特急客車。模型はKATOが満を持して今年の秋に発売した「さくら」仕様。予算の都合で室内灯が合宿に間に合わなかったものの、現在室内灯取り付け工事を全車に対し施工中。牽引機は2009年初頭にKATOが販売したEF65-1000後期タイプ、三段寝台時代末期の「さくら」編成としているためテールマークもイラストマークを定位としている。本当は二段化された後のEF66に代わる直前の時代を再現したかった…。
後述する「オリエントエクスプレス’88」牽引機と並ぶ
写真ではわかりにくいがA寝台車の洗面台小窓の表現が秀逸
牽引機・EF65-1000後期タイプ
私が少年時代だった頃の「ブルトレの顔」はこれだった
室内灯を組み込んだ後の牽引力に不安がある
・オリエントエクスプレス’88
バブルが華やかな頃に青春時代を迎えた鉄ヲタの皆さんにとっては、この列車が忘れられないものとなっている方は多いだろう。私もその1人で昨年KATOから模型発売の報を聞いて飛び上がって喜んだ。2008年年末に購入、即全車に室内灯を取り付けた。牽引機はEF64-1000(KATO)重連を定位とし、EF81一般色(KATO)やED75オリエントサルーン色(マイクロエース)やED79重連(トミックス)という史実にあるものをわざわざ用意したのみならず、模型ならではジョークとして色んな機関車に牽引させている。今回は定位であるEF64-1000重連と、ジョークモードのひとつとしてEF16(マイクロエース)+EF58(KATO上越型)を持ち込んだ。
曲線を行くオリエントエクスプレスの客車
室内灯の白熱色化用パーツがあまり効いてない…
こうしてみるとこの車両には合理化を追求した日本の車両にはない風格と格式があり
模型にしてもそれが伝わってくる
牽引機・EF64-1000重連
機関車の向きが統一されていないが これは史実通り
EF65-500「富士」と並ぶ
こちらはジョークでEF16+EF58(上越形)
来日があと5年早ければ実現したかも?
・JR四国2000系気動車
私が大好きな特急気動車のひとつで、かつ今まで模型化に恵まれてこなかった車両。2009年にマイクロエースから発売が発表されるとやはり喜んだ。私は四国の特急に乗ったのは土讃線方面だけなのだが、N2000のないきれいな編成美に惹かれていたのもあって「しおかぜ+いしづち」セットを購入。もし再生産があるとすると次はアンパンマンになっていそうで、その意味でも少し慌てて購入した(それでもばいきんまん列車が出たら買いそうで怖い)。
トンネルを抜け出てくるここは
このレイアウトでどんな車両を置いても絵になる場所
カーブを行く
私は2000系の貫通型先頭車が好き
これがいくつも立て続けに同じ方向向いて編成されていると=33 ムッハー
・国鉄35系気動車
オールロングシートの通勤気動車、私にとっては八高線や川越線での思い出が多い車両だ。多くのメーカーから出ていたにも関わらず、その都度欲しい仕様の物を買いそびれてきて最近は購入を諦めかけていた。そんな矢先にKATOから一般色が登場、以来根気強く私の思い出である「首都圏色」が出るのを待ったのが、この秋に実を結んだかたちだ。無論「昔の八高線」を再現すべく、先にマイクロエースが販売したキハ38形もさんざん探してやっと購入した。
本来は都市型非電化路線の車両のはずだが
なぜかこういう田舎の風景によく似合う
両運転台タイプのキハ30
この外吊り扉がたまらない
これぞ八高線の旅情
もちろん冷房化+車体更新タイプのキハ38も
この混色編成が非電化時代末期の八高線を華やかにしていた
キハ38はその腰の高さがうまく再現されている
ちなみにこのキハ38の動力車は このレイアウトのトンネル内でモーターが焼けるというトラブルを起こし 部品入手までの間休車中
・京成電鉄AE車(初代)
成田空港新線の開通を間近に控え、この最新型の特急列車で在来線最高速度での運行が予定されている京成電鉄だが。私にとっての京成電鉄はこの初代「スカイライナー」であり、茶色を基調にしたこの色である。2009年になって中古良品が格安で出回っているのを確保した。全車TNカプラーに交換し、運行番号表示をいろいろと工夫してフロントガラスの内側に取り付けた。マイクロエースでも東武1720系と同時期に出た記憶があり、東武1720系の出来の良さにこちらが埋もれてしまった感があるが、この車両の「渋さ」をうまく表現していると思う。
京成電鉄といえばこの色のスカイライナーだが
この車両にこんな田舎の風景は似合わない
佐倉とかの辺りだとこんなだけど
苦労して運行番号表示を窓内に入れたのだけど
わかりにくいかな?
・名古屋鉄道7000系電車
ご存じ、泣く子も黙る「パノラマカー」。もちろんこの名古屋が誇る名車をトミックスがハイグレード仕様として新設計によって世に送り出したとき、私も躊躇せずに入手した。再現したのは私が最後に乗った時の編成(結果的に最後まで残った6両編成)と種別と行き先(急行新岐阜…だけど行き先は私の趣味で「岐阜」にした)、我が「石神井急行」でもパノラマカーは不滅の存在です。
名鉄と言えばこの電車
名古屋と言えばこの電車
あのミュージックホーンの音が聞こえそう
パノラマカーは永遠に不滅です
ちなみに、この
ページの写真
は前回の強化合宿で撮影したものです。
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