前のページに戻る


・りょうもう号
 「ファインクラフト」のいつものカーブを急行「りょうもう」号の姉妹。赤い1800系は1969年登場の初代「りょうもう」号。白に赤い帯の200系は1991年登場で、のちに急行から特急に格上げされる。
 模型としてはどちらもマイクロエースのもので最初に発売されたもの。
 我が家の200系はマイクロエースによる登場時の仕様だ。つまり1800系とともに急行「りょうもう」号として活躍していた時代だ。
 足回りは1720系からの流用で、編成によっては車内の座席まで流用品だという、まことに当時の東武らしい電車だ。
 1800系は1980年代中頃に体質改善される前の姿だ。外観は登場時の姿で帯色はクリーム色だが、運転席用のクーラーが設置された後ととても限定的な時代設定となっている。
 1980年代中頃の体質改善工事で座席交換などの接客設備を中心に改良がなされ、同時に帯色はクリームから白に変更になった。

 この記事を書く直前、マイクロエースからこの帯色が白に変わった1800系の発売が発表されたが…価格が高すぎるのでどうしようか悩んでいる、私は1800系は帯色がクリームより白の方が好きなので。
・今回の撮影会
 いつものカーブですれ違う「スペーシア」と「リバティ」、「スペーシア」の色が違うとはいえ現在の東武特急の主役達だ。
 いつもの橋梁ですれ違う「スペーシア」と「リバティ」。こうして見ると同じ会社の特急電車とは思えないほど、この内容は違う。
 「スペーシア」の基になった1720系は、当時の東武本線特急の概念を打ち破る革新的なものだったんだな。

 ちなみに今回、1720系は登場していません。
 本当は走らせる予定だったけど、現地でパンタグラフ破損というトラブルが発生したけど…老眼鏡を持っていかなかったので治せずにガックリ…現在修理待ち。
 「スペーシア」ち「リバティ」の先頭車を並べてみた。下今市駅ではこんな光景が繰り広げられているのかなと思うシーン。
 「リバティ」は現在も量産が続いていて、最近落成した車両は側面窓の並びなどが一部違うという。
 上写真を反対側から見るとこんな感じ、「スペーシア」はボンネット分だけ先頭車の車体が長いけど、並べるとここまでズレるのかな?
 「リバティ」と「りょうもう」が並ぶ。驚いたのは「リバティ」が「りょうもう」号にも運用されていること。
 このため、「リバティ」増備によってこの200系の一部が置き換えられている…まぁ足回りがとんでもなく古い車両だから、そろそろ置き換えの話があってもおかしくないと思っていたが。

 ちなみに200系の一部編成が、リバイバルカラーとして1800系の塗装になっているという。ただし帯色は「白」だとのこと。
 今度は6050系との並びだ。「リバティ」が置き換えたのは350系や200系という特急車両だけでなく、この長距離ローカル用の6050系にも及んでいる。
 6050系は浅草から栃木県方面を結ぶ長距離のローカル列車で活躍していたが、そのような列車の需要が特急を求めるようになった背景もあって、「リバティ」に仕事を奪われたのだ。
 長距離運用から外された6050系は栃木県方面のローカル列車として活躍していたが、これも20000系改造のワンマン列車に置き換えられていて、その活躍の場はどんどん狭められている。
 現在の東武本線系通勤電車の主役、50050系とも並べてみた。我が家には「クレヨンしんちゃん」しかないので、すれ違いもこうなりますが。
 東武本線系の通勤列車は、半蔵門線乗り入れを機に本当に大きく変わってしまった。春日部から乗った上り電車が東急8500系だったときには、本当にショックだったもんなぁ。

 ちなみに2016年の一時期、通勤に半蔵門線を使っていたことがあり、その頃にこの50050系にはよく世話になった。
…という訳で我が家に特急「リバティ」が投入したのをきっかけに、東武の列車についてまとめ直してみました。1720系や5700系、それに8000系など語り足りないものもありますが、今回はこの辺りにしておきます。
 東武の車両はここ数年で本当に充実してします。鉄道コレクションからも5700系や6050系が出ているだけでなく、かつての名車1700系「白帯車」まで出ているのですから驚きです。1700系欲しいけど、プレミアがすごいことになっているので断念です。
 また貸しレで「東武まつり」で楽しもうっと。

ファインクラフトで東武まつり!
時代設定もなにもかも滅茶苦茶だけど、許して…。

前のページに戻る
ここをクリックした後、もう一度「前のページに戻る」をクリックするとメニューに戻ります
(検索等で直接このページに来た方はこちら