走れ!超特急
0系写真展

 

ポスト0系・100系電車
東海道で0系が最後まで活躍した「こだま」運用は、9月からはこの100系に統一される。
東海道の100系は、0系の後を追うように「ひかり」から「こだま」に格下げされ、主役の座を降りようとしている。

 

現在の東海道新幹線の主役・300系電車
東海道0系引退の1999年9月、車両数も100系を越えて「ひかり」の主役にまでなった300系。
しかし、急速に「のぞみ」運用から撤退しており、300系による「のぞみ」も東海道0系の後を追うように消える運命にある。

東海道新幹線に乗るといつでもその姿を見ることができた0系。
最後は黙々と「こだま」として東海道を走り続けた0系。
その東海道0系の晩年の姿をここに留めておいた。

既に0系は通い慣れた東海道新幹線の鉄路から姿を消した。
0系が見られなくなっても、0系が私たちにくれた夢と憧れは消えることはない。

あと何度山陽新幹線で0系を見ることがあるだろうか?
最後の日まで安全であり続けてほしい。
最後の日まで快適に走り続けてほしい。
最後の日まで、私たちに夢を見せてほしい。
これが今、私が0系へ贈る言葉である。

撮影 栗原 明/この車両は拝島ゆき
撮影日 1994年5月〜1995年8月
撮影場所 東京駅・小田原駅・静岡駅・京都駅・新大阪駅・浜松工場(一般公開時)
撮影機材 OLYMPUS L-3


東海道最後の0系となったYk-8編成

この車両は、東海道0系の中では最後に全般検査(車検)を受けた。
そして1999年9月18日、東海道新幹線最後の0系旅客列車となった「こだま」473号に使用された。
1994年10月撮影、最後は塗装がパールホワイトに改められていた。

 


 

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