2019年4月6日 西武鉄道新宿線 武蔵関〜東伏見間

 2019年のお花見撮り鉄の続きだ。
東伏見側にふる踏切に移動すると、すぐに旧2000系2連を最後尾にぶら下げた上り急行が通過していった。こんな感じでこちらでの撮影は上り電車の後打ちも入れていこう。
下り電車最初の撮影は、絵に描いたようなスマイルトレインだ。この電車もいつまでも新しいと思っていたけど、そろそろ中堅の域に入ってきた。
上り「小江戸」号が西武新宿へ急ぐ、本日最初のノーラッピングの「小江戸」号を撮影できた。これが戻ってくるまでが今日の撮影タイムだな。
20000系「L−Train」が戻ってきた。ちなみにこのラッピングと同じバスが立川を走っているんですよね。
6000系の今度はトップナンバー6101編成だ。今日は新宿線の6000系は2本とも動いているのね。
池袋線では40000系投入で6000系に動きがあるのかと思ったら…40000系の増備は新宿線(「拝島ライナー」)となって驚いた。40000系は限定運用で休日昼間は動いていないらしい。
旧2000系トップナンバー2101編成が戻ってきた。急行で西武新宿へ上っていったのに、普通田無ゆきで戻ってきてビックリ。
旧2000系は比較的後期の車両の廃車が続いた結果、この写真のように運行番号表示が真っ白なのはこのトップナンバー車だけになったようだ。
また旧2000系、これは番号を確認していない。この3月に1編成が廃車になったと聞いて、ちょっと悲しかった。
旧2000系と武蔵関の桜の組み合わせは、あと何回あるだろう?
新2000系最初期車、先ほど撮影した2515編成の反対側で2519編成だ。
この写真のように新2000系最初期車だけで編成を組んでいるのを見つけると、何故か嬉しい。
6000系6102編成が帰ってきた。池袋線の6000系とその姿が大きく違う新宿線の6000系、このオリジナルに近いこのデザインは古くさいけど好き。
「小江戸」号が来た。「カナヘイの(以下略)」ラッピングはいつ見てもまったりしていて良いなぁ。ちなみにこのラッピングは、先月初めて東村山駅近くの踏切で見て「一度撮り鉄してみるか」と思っていた。
新2000系の、前に付いているのは2連の2457編成だったと記憶している。そういえば今日の新旧2000系編成を眺めていて気付いたが、2連が本川越方に付いている組み合わせばかりだ。
6000系6101編成はすぐに帰ってきたぞ。6000系も登場から27年も経っている、その中で最も古い2編成がほぼ原形で残っているのは本当に不思議だ。
旧2000系2107編成「LAIMO」ラッピング車も戻ってきた。旧2000系にこのようなラッピングがされているのは、この編成が唯一だと思う。新2000系でもラッピング車ってあまりなかったような…。
そして今日の撮り鉄の有終の美は、「小江戸」号のノーラッピング編成だ。今年3月に新型特急001系「Laview(ラビュー)」が登場したことで、この10000系NRAの先行きも怪しくなっている。だが新型特急の投入は池袋線だけで、新宿線は「小江戸」号の将来も含めて何も発表がないのは、なんかとても嫌な予感がする。
いずれにしても、西武新宿線のクィーンが一日も長く活躍することを願ってやまない。そしてNRA引退後には、新宿線でも新型特急が活躍していることを願わずにいられない。
 こうして今年の花見も終わりました。現時点での西武新宿線の車両の現状を見て…「一昨年とあまり変わってないじゃん」というのが正直なところ。だが今回は「拝島ライナー」40000系を全く見かけていないので、そう見えるだけなのだろう。
 今後、旧2000系を中心に古い車両が淘汰されていゆくのは確実と思われるし、本文に書いた通り「小江戸」号の先行きがどうなるかも不安と期待を込めて見守っている。そして来年3月には東村山〜本川越間が開業125周年を迎える西武新宿線が、新しい時代に向けてどのように変わってゆくのか、いちファンとして見守り続けたいと思う。

「武蔵関の桜」を眺めながら回送列車として通過する、旧2000系トップナンバー2001編成。
彼にとって42回目の花見だが、彼は来年ここで花見が出来るだろうか?

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