2026年4月29日 西武鉄道新宿線 高田馬場〜下落合間
   −西武新宿線「小江戸」号惜別撮り鉄−

 下落合駅の西武新宿側にある踏切で、まだまだ「小江戸」号の記録を続ける。
 下りの「小江戸」がきた。街の中を走る雰囲気がキッチリ決まったと思う。
 今日は「小江戸」号撮影以外にサプライズが続いてこともあって、だんだんテーマを忘れつつあった。そう、「小江戸」号の記録が目的なのだ。
 「小江戸」号は後撃ちもキッチリ残すことにしている。
 上りをもう一本撮影することになるから、それは先ほどの歩道橋で撮ってみよう。
 続いてやって来た上り「小江戸」号は10112編成だ。

 来年春に「小江戸」号廃止で10000系NRAは全面引退と思いきや、この10112編成は残ることが発表された。
 しかも川越を目指す豪華観光列車に改造され、西武新宿線で不定期的に運行されるという。
 ソファ席やコンパートメント席だけでなく、バーカウンターも設けられて軽食などが提供されるという。
 車両デザインはSFアニメのメカニックデザインで知られる大河原邦男氏が手がけるという、どんな車両になるか楽しみだ。
 10112編成は、先行の列車が詰まっているせいかごく低速で通過していった。本写真集のトップ画像やエンド画像も、低速で走るこの列車で撮影したものだ。
 目白通り沿い直線区間を抜け、高田馬場の急カーブに飛び込んでゆく。
 側面の「NRA」のロゴも良い感じに映り込み、良い記録になったと思う。
 先の歩道橋に登って、今度こそ構図を考える。
 あーでもないこーでもないってやっている間に、スマイルトレイン同士のすれ違いが演じられた。
 背景のビルなどが自然に映り込むようにして、都会の雰囲気を少しでも出そうと考えた。

 この20000系の写真、悪くはないんだけど「どこかが違う」と感じていた。
 6000系6102編成の行き先が「新所沢」ってことは、入庫かなぁ?
 下り電車の後撃ちなら感じは良いけど、やっぱりどこか違う。
 私が「新宿線の6000系」と勝手に呼んでいる6107編成がやっと来た。
 あまりにも見かけないから、今日は車庫で休んでいるんじゃないかと思ってた。
 違うと感じた点がひとつ解った。右に少し映り込んでいた街路樹だ。
 これを少し映り込むのでなく、明確に入れてしまった方が良いと感じて、縦構図はやめて横にしてみたら、しっくりきた。

 車両は6000系6108編成。
 2093編成も田無から返ってきた。
 背景のビルと大きな通りの街路樹、都会って感じの構図で、この場所の特徴も出た。

 天気が良ければ、この街路樹も眩しいくらいの緑色になってくれたんだろうけど…。
 下り「小江戸」号10112編成が通過する。
 都会らしいビル群、大きな通りの街路樹、その合間を縫うように走る「小江戸」号の都会的な姿が記録出来た。

 これで今日の目的はほぼ達せられたと言っても良いが、あと数分もすれば次の上り「小江戸」号が通過する。

 最初の撮影ポイントに戻ってもう一枚と決めた。
 最初の位置に戻ってきて、また最初の同じ構図にカメラをセットした。
 スマイルトレインの8連で、どんな風に写るかを確認する。今日の最後の一枚が決まった。
 6107編成が西武新宿から返ってきた。試しに望遠を伸ばして後撃ちしたら…この手があったか!って写真になった。
 そして本日最後に撮影の「小江戸」号が通過してゆく。
 最後は雲が濃くなってきて露出がちょっと苦しい写真になったが、西武新宿線の特急電車の記録する一枚として「悪天候気味」と言い訳出来る写真になったと思う。

 これで手打ちにして、撤収することとした。

 今回は天候に恵まれず、露出的に厳しい写真が続いてしまったというのが本音だが、こういう曇天の下を走る姿ものちのち貴重になるかも知れないので来た価値はあったと思う。
 「小江戸」号だけでなく、2000系でサプライズ的な運用もあったりして、今回は貴重かつ楽しい撮り鉄になったのは確かだろう。

 次からは夏の「小江戸」号の記録になるのか。


踏切を行く「小江戸」号
この光景が見られるのも、あと10ヶ月あまり…

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