・Edinburgh-Glasgow Route
 Edinburgh Waverley(エディンバラ・ウェイバリー)~Glasgow Queen Street(グラスゴー・クィーンストリート)

スコットランドの二大都市を結ぶ列車たち

・収録車両
 Class 170 DMU (Turbostar)(一般型汎用気動車)

・購入済みアドオン車両
 EWS & Freightliner Class 08s Loco Add-On(特急列車「InterCity 225」)
 Freightliner Class 66 v2.0 Loco Add-On(貨物用ディーゼル機関車)
 …なお、これら購入済みアドオンは、別の機会に紹介したいと思います。

・経由地
・Edinburgh Waverley(エディンバラ・ウェイバリー)~Haymarket(ヘイマーケット)~Linlithgow(リンリスゴー)~Polmont(ポルモント)~Falkirk High(フォルカーク・ハイ)~Croy(クロイ)~Bishopbriggs(ビショップブロッグス)~Glasgow Queen Street(グラスゴー・クィーンストリート)
・Polmont(ポルモント)~Falkirk Grahamston(フォルカーク・グラハムストン)~Camelon(キャメロン)~Croy(クロイ)
・その他貨物用支線


 イギリスを構成する4つの国のうちの一つスコットランド、そのスコットランド最大の都市グラスゴーと、首都であるエディンバラを結ぶ鉄道路線が本マップであり、スコットランドの二大都市を結ぶ都市間路線である。

 起点はエディンバラ中心市街地に位置するウェイバリー駅、ここは駅の中心位置に駅舎を設置し、この両側にヨーロッパらしい頭端式ホームを備える日本には見られないタイプの駅である。この西側に設置している頭端式ホームが本路線の起点だ。ちなみに東側の頭端式ホームはロンドンからニューカッスルを経て来た東海岸本線(East Coast Main Line)の終点であり、駅ホームの南北には東西の路線を繋ぐ短絡線も設置されている。。
 ウェイバリー駅を出た列車は、エディンバラ市街地の下をトンネルでくぐり抜け、市街地の外れにあるヘイマーケット駅に到着する。ここはスコットランド各地へ向かう書く路線との分岐や、車両基地などがあり構内は賑やかだ。ここを出ると左右に路線を分けつつ、路線は一路西へ向かう。しばらくはエディンバラ郊外の住宅街が続くが、やがて沿線風景は平原へと変わって行く。しばらく行くと南へ分岐する路線と分かれると、「リバー・アーモンド」という川を渡る大きなアーチ橋を渡る。ここがこの鉄道最大のハイライトと言って良いだろう。
 橋を渡ると路線は丘陵地帯へ入って行く、トンネルと切り通しで丘陵地を越えるとリンリスゴー駅。ここから路線は少し緩やかになるが、周囲は相変わらず丘陵が続く。ポルモント駅を過ぎると路線は二手に分かれる。ひとつはフォルカークの市街地を経由する本線で、もう一つはフォルカーク市街を短絡するバイパス線だ。バイパスの方にもフォルカーク・ハイ駅があり速達列車はこちらを経由する。本線はフォルカークの市街地を抜け、途中でいくつかの貨物は線を分ける。このフォルカークはこの路線の中心に位置する人口3万5千の中間では最大の街で、昔から水上交通の要衝として栄えた街とのこと。
 クロイ駅の手前でまた一つの路線に戻り、ここからは路線は起伏のない平原を突き進む。途中に貨物用のヤードを見るといよいよ列車はグラスゴーの郊外へと入って行く。車両基地などを通過すると、路線は急な下り勾配になって地下線となる。グラスゴー市街をトンネルでくぐり抜けると、クィーンストリート駅だ。

 この路線についてくる車両であるClass170は、イギリスの非電化路線で広く使われている汎用タイプの一般型気動車だ。2扉でクロスシートという日本で言えばキハ47みたいな車体。そのエンジン音は迫力があるのは良いが、ゲームでは五月蠅くて五月蠅くて…。だが各種揃えられた車体塗装がとてもきれいだ。

 以下、本路線のスクショをアルバム形式で紹介しよう。


・世界の車窓から
 
ウェイバリー駅で発車を待つグラスゴー行き列車。青い車体に連結面の十字模様が特徴の、アベリオ・スコットレール社(ASR)の塗装だ。
ウェイバリー駅は頭端式のホーム、だが気動車はそのまま折り返すので問題なしだ。
こちらはかつてスコットランドを舞台に営業していた鉄道会社、ファースト・スコットレール社(FSR)の塗装。現在はASR社塗装に塗り替えられているとのこと。
Class170の車内、不規則配置の集団見合いクロスシート。これも日本の一般型車両にないものだ。
ウェイバリー駅の全景、こちら側に頭端式ホームが並ぶが、反対側にも頭端式ホームが並ぶ。
ウェイバリー駅を出ると路線は複々線となる、しばらく行くと地下路線に。
ヘイマーケット駅は、エディンバラ市街地の外れの切り通しの下にある。車両基地なども備えた拠点駅だ。
ヘイマーケット駅を出てすぐ、車窓に「マレーフィールド」というラグビースタジアムがあり、本ゲームでもその外観が再現されている。
エディンバラの郊外を行く列車、しばらくは電化区間で気動車ながら架線の下を走ることに。
他路線が分岐して非電化区間に入ると、まずこのようなアーチ橋を渡る。
このアーチ橋は「リバー・アーモンド」という川を渡るものだが、川はほんの僅かで平原を渡る区間が長い。
ここが本路線最大のハイライトだ。
雨降りを再現すると僅かに視程が落ちる、するとこの橋の情景はさらに良くなる。
アーチ橋の次はトンネルと切り通しで丘陵を越えるため、見晴らしが利かない。
ポルモント駅、このようにここで色違いの列車がすれ違うシナリオもある。
FSR塗装は青い車体にピンクのストライブが印象的だ。
市街地をパスするバイパス線に設置されたフォルカーク・ハイ駅。ここは路線の中心にあり、起終点をそれぞれ同時刻に出た列車があればここですれ違う。
フォルカーク・ハイ駅を上空から見る。バイパス線に設置された小さな駅だ。
こちらはフォルカーク・ハイ駅に停車するFSR塗装の列車。前面の行き先表示だって設定すればちゃんと行き先表示するのは嬉しい。
フォルカークを過ぎると沿線風景は平原に変わる。ここにはなぜか、線路沿いに人工的な山が…。
本ゲームでは貨物列車のシナリオもある。高速で走る都市間列車の合間を縫って走る貨物列車が再現されている。
グラスゴーの郊外へと入って行く列車。
クィーンストリート駅の全景。こちらはごく普通の頭端式の駅だが、駅のすぐ寸前まで路線は地下線になっている。
グラスゴーに到着した列車、ドーム状の屋根がヨーロッパの都市駅を想像させてくれる。


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