・U-Bahn Frankfurt II 2019年7月8日・プレイ動画追加
 フランクフルト交通公社(ドイツ) 市内線(地下鉄・路面電車・郊外線)各路線(バージョンアップ版)

フランクフルト市街の併用軌道を行くLRT車両

・収録車両
 フランクフルト交通公社:U5型電車(U5-25/U5-50)
 フランクフルト交通公社:U4型電車
 フランクフルト交通公社:U3型電車(現行塗装&旧塗装)

・購入済みアドオン車両
 なし

・収録路線
 U1:フランクフルト南駅(Südbahnhof)~ギンハイム(Ginnheim)
 U2:フランクフルト南駅(Südbahnhof)~バート ホンブルク(Bad Homburg)
 U3:フランクフルト南駅(Südbahnhof)~オーバーウルゼル(Oberursel)
 U4:エンクハイム(Enkheim)~ボッケンハイマー ヴァルテ(Bockenheimer Warte)
 U5:プロインゲスハイム(Preungesheim)~フランクフルト中央駅(Hauptbahnhof) ※2016年路線改良後を再現
 U6:プラウンハイム ヘアシュトラーセ(Praunheim Heerstrasse)~フランクフルト東駅(Ostbahnhof)
 U7:エンクハイム(Enkheim)~ハウゼン(Hausen)
 U8:フランクフルト南駅(Südbahnhof)~リートベルク(Riedberg)
 U9:ギンハイム(Ginnheim)~ニーダー エシュバッハ(Nieder-Eschbach)


※路線図はウィキペディアより引用

 ドイツ連邦共和国はヘッセン州の州都であるフランクフルトは、人口約70万人をを数えるドイツで5番目の大都市。このフランクフルトの都市交通を支えているのが、フランクフルト交通公社が運営する地下鉄・路面電車・郊外鉄道で構成される、85.3キロにおよぶ電気鉄道網であり、これは既に「Train Simulator 2019」で「U-Bahn Frankfurt」として再現されており以前にも紹介した。

 本ゲームの「U-Bahn Frankfurt」は、2019年3月に「U-Bahn Frankfurt II」としてリニューアル発売、同時に「Steam」での取り扱いも開始したため入手しやすくなった。このマップは既に「U-Bahn Frankfurt」を持っているという理由で購入を躊躇っていたが、このほどサマーセールで「Steam」のサマーセールで割引セールがされたので購入したので簡単にリポートしたい。

 フランクフルトの都市鉄道「U-Bahn Frankfurt」は、フランクフルト南駅を中心に9つの運行系統(U1~U9)で構成されている。これらの路線は市街中心部では地下鉄として運行され、その外縁部では道路上を併用軌道として敷設され、郊外では独立した専用軌道路線となっている。これら構造が違う路線を直通運行できるLRTタイプの車両で運行されているのが特徴だ。併用軌道区間の多くは道路上に専用の軌道敷を確保して道路交通と分離されているが、U5系統の一部区間は完全な路面電車となる区間がある。

 今回のリニューアルではこれまで同様に「U-Bahn Frankfurt」のほぼ全線が収録されているのはもちろん、旧マップではU5系統の路面区間は低床ホームで低床車のPtb型で営業運転されている状況が再現されていたが、2016年にU5系統の路面電車区間の駅が高床ホームに改良され、U5型電車などの高床車が運行できるようになった状況に変化している(つまりU5系統の暗転も可能になったということだ)。
 車両面でも、U3型電車とU4型電車が運転可能な車両となった。だがU2型電車やPtb型電車はAIとしても登場しなくなっている(ただしU2型は車両基地でのオブジェクトとして出てくる)。
 そのほかには大きな変更はない模様だ。

 リニューアル版の本マップのスクショは、今回改良されたU5系統の併用軌道で取っている。以下に、これをアルバム形式でごらん戴こう。

・プレイ動画
 ドイツ・フランクフルトのLRTを行く…U7系統全線(2019年7月1日公開)
 ドイツ・フランクフルトのLRTを行く2…U5系統全線(2019年7月8日公開)


・世界の車窓から
 
最初に紹介するのは、今回運転可能な車両として追加されたU3型電車。
U2型電車をベースに出力などを改善した車両として、1979年にデビュー。本鉄道では数が少なく、主にU4系統で運行されているとのこと。

ゲームでは旧塗装も用意されているが、今回はこの塗装のみ紹介する。
地下鉄区間の駅に停車中のU3型。このマップの地下鉄駅は、とても雰囲気が良い。
地上に出ると、U5系統は市街地の併用軌道を行く。この系統のみ道路敷と軌道敷が分かれておらず、路面を自動車と一緒に走ることになる。
こういう街路樹の下の併用軌道って、雰囲気良いですよね。
併用軌道を気持ちよく走っていたら、クルマに取り囲まれて身動きできなくなってしまいました…。

今回のリニューアルでこんな光景まで再現できるようになりました。クルマには当たり判定がないので、ぶつけても何も起きませんが。
交差点を曲がるU3型電車。やっぱり路面電車は交差点を曲がるシーンが面白い。
同じ交差点の左折を、角度を変えて見る。
背景に駅ホームが写っているが、2016年までこの路線はこのような高床ホームではなく、路面電車然とした低床ホームだった。
この改良でこのU5系統も高床車の運用が可能になり、低床車のPtb型は引退が進んでいる。
U3型の車内の様子。ごくごく普通のボックスシートだ。
欧米では日本と都市環境が違い、ラッシュアワーでも日本のような殺人的混雑になることはない。だから路面電車や地下鉄もボックスシートなのだ。
続いては同じく運転可能な車両に追加されたU4型電車。
U3型を基本に、インバータ制御の導入など最新技術を導入して1994年にデビュー。主にU1~U3系統で運用されているとのこと。
地下鉄区間から地上へ出てきたU4型。
U5型は市街地にいるうちに地上に出る、だから路面区間がある。
地下から上がってくると主要道路と交差、そのまま併用軌道になる。
併用軌道上の高床ホームに停車。高床ホームとはいえ、ホームの高さは普通の鉄道のそれより低い。
街路樹の下の併用軌道を行く。待ちの賑やかさが伝わってきそうなショットになったでしょ?
交差点を真っ直ぐ進む電車。U5系統には車両基地もあるため、車両基地がない他路線との短絡線もある。
クルマに取り囲まれるけど、この程度なら問題なく走れる。でも路面電車らしくて良い光景だ。
U4型の車内。こちらもごく普通のボックスシートだ。日本の通勤電車と比べて、横幅とか狭そう…
最後に紹介するのは、リニューアル前も運転可能だったU5型電車。
2008年から投入が続いているこの鉄道の主力。

ここは車両基地、これ自体は以前も再現されていたが、今回は車両基地スタートのシナリオも収録。
車両基地内で身体を休めるU5型。
この車両基地にはオブジェクトとして、U2型電車の廃車体が置かれている。
このように、入出庫線は道路へ直角に出るかたちだ。すごい急カーブ…。
そして本線の路面軌道上に出た電車。このターコイズグリーンの車体が良いねぇ。
U5型の車内は、ボックスシートは変わらないけど、バケットシートになっていたり、手すりが曲面を描いていたりと「進化」が見られる。

今回のリニューアルでこのマップはさらに愉しむ幅が広がった。路面区間で営業運転を愉しめるようになったのは大きい。
でも旧型とかも運転してみたいなぁ。

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