2009年10月24〜25日、三重県の鈴鹿サーキットで行われたイベント「Enjoy Honda SUZUKA 2009」。
この中でホンダが開発した環境車を紹介する『グリーンレジェンド「環境への挑戦」インサイトオーナー限定 サーキットパレード』という企画が行われた。
 これはホンダが世に送り出した歴史的な環境対策車、「シビックCVCC」や「初代インサイト」等を紹介してサーキットを走らせるというもの。そして現行「インサイト」に関しては一般の「インサイトオーナー」を60人集めて「インサイト」に乗ってきてもらい、皆でパレードをするという形での紹介となった。
 私は「他のインサイトオーナーの方とお話しできるかも知れない」「愛車でサーキットを走れるなんて滅多に出来る体験ではない」という判断で、この企画に申し込んだところ当選となったのでこの企画に参加することにした。
 10月24日未明3時に出発、私の「インサイト」は東名道を西へと走り、朝の8時半に鈴鹿サーキットに到着した。以下、このイベントの報告を「写真集」の形で行うこととする。
 今回の鈴鹿サーキット走行で、我々を先導してくれたのがこの「インサイト」、モデューロのレーシング仕様である。
 こういう塗装にするとこのクルマの雰囲気も大きく変わるなー。
 こちらは展示だけだったが、無限のレーシング仕様もいた。どっちもすんごい派手。
 「インサイトパレード」の様子、鈴鹿サーキットのコースを運転席から見るとこんな感じ。
 コースには見渡す限り、「インサイト」「インサイト」「インサイト」…よく見ると初代「インサイト」もいる。
 鈴鹿サーキットのコース上にある、サーキット名を示すゲート。レーシングカーのコックピットから見るとこんな感じだ。
 サーキットの観客席を見上げるというのも貴重な体験。

動画も用意した。ドライブレコーダーの画像そのままなのでちょっと画質が悪いことを了承願いたい。
興味のある方はこちらへ。
鈴鹿サーキット走行中のドライブレコーダー画像はこちら
運良くアウト側の走行となったため、コースからの退場はピットインのコースとなった。

…と運転席から見た眺めだけでは、本当に我が家のインサイト君が鈴鹿を走ったかどうか怪しいと思われる方もあるかも知れない。
 鈴鹿サーキットコース上を走る我が家のインサイト君が写っている写真を、このサイトを見つけお送り下さったありがたい方がいらした。ここに撮影者の承諾のもと、鈴鹿サーキットを走る我が家のインサイト君の雄姿をご覧頂こう。
 鈴鹿サーキットのメインスタンドの前でスタートを待つ我が家のインサイト君。運転席には私の姿も。
 ちなみに「HYBRID」のサイドステッカーだが、当日集まった57台の2代目「インサイト」の中(初代が3台)で、これを貼っていたのは私も含め3台だけだった。
(撮影・隣を走行していた初代インサイトオーナー様)
 メインスタンドから見ると「向こう正面」にあたるコーナーを行く我が家のインサイト君。
 走行速度は40〜60km/hだったと記憶している。
(撮影・隣を走行していた初代インサイトオーナー様)
 上の写真から1周後、上とほぼ同じ地点だと思う。
 写真はサイトに載せるため縮小しているが、戴いた原寸写真では我が家のインサイト君の特徴であるデイライトがハッキリ写っていて間違いなく自分の愛車だと分かるもので、戴いて最も嬉しい写真だ。
(撮影・隣を走行していた初代インサイトオーナー様)
 お写真をお送り戴いた初代インサイトオーナー様、本当にありがとうございました。
 もうひとつ、鈴鹿サーキットを走った証拠が…。
 走行終了後のカーナビ画面。
 「軌跡表示」をONにしていたので、周回したサーキットのコースに沿って白い奇跡が点々と残っているのがお分かり頂けると思う。
 自車位置は待機地点に指定された「Eパドック」だ。
 走行終了後、鈴鹿サーキットを歩いてみた。
 実は私、「サーキット」という場所に来たのは生まれて初めてだ。まさか観客として客席に座るよりもコースを走る方が先になるとは…。客席の雰囲気とかは以前に行った競馬場に似ているなぁと思ったが、メインスタンドの向かい側に特別席があってコース全体が見渡せないのには驚いた。普段入れないラウンジ付きのVIP席なんかにも入れたのは貴重な体験だったかも知れない。
 サーキット周辺ではホンダの宣伝活動が行われていた。新型「ステップワゴン」のウルトラマン塗装には大笑いしたが…「インサイト」の展示車も多く、販売に力を入れられていることが分かる。
 客席に座ってみる。その時、コース上ではレーシングカーとレーシングバイクのリレーによる紅白戦(?)が行われていた。
 フォーミュラーカーが走っているのを初めて生で見た。
 あまりにも早くて写真撮るのが難しい…。
 なじみのカー用品店の広告が描かれているスポーツマシンも紅白戦に参加していた。
 メインスタンド前ではどれくらいのスピードが出ていたんだろう? 新幹線よりも撮影が難しい。
 一通りイベントを見学した後、鈴鹿サーキットを離れたのは13時半頃。
 まだ土曜日のこの時間とあっちゃ、無論真っ直ぐ帰るわけがない。もちろん私はそのまま酷道探検の旅に出かけることとなった。
 今回のターゲットは国道157線温見峠。
 残念ながら一部区間は通行止めで林道への迂回を強いられたが、日本でも屈指と言われる酷道の旅を楽しんだ。国道上に「洗い越し」(沢に橋が架けられず路面を水が流れている)があるのは、山形の未舗装国道と同じ位驚いた。
 温見峠の紅葉を満喫し、福井県内の北陸本線線路跡を転用した道路を楽しみ、25日夕方に我が家に帰還。走行距離1228.9km、平均燃費21.4km/lの旅でした。

 温見峠名物「落ちたら死ぬ!!」の看板をバックに記念写真。

 以上で当サイトの報告を終わるが、当日現地で色々とお話しさせて戴いた皆さん、「インサイト」について情報交換が出来たのでとても有意義な一日だったと感謝してる。本当にありがとうございました。
 特に遠路大分からいらっしゃいました001さん、無事に帰れたようでホッとしている。
 皆さん、また機会があったらお逢いしたい。

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