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2015年1月12日追加記事・800形(U)6連化工事完了
我が家の「だるまさん」は2編成に

 当サイトで京急800形(U)について記した時、我が家に来たパーツを利用すればKATOの製品もう1セットを改造することで6両貫通編成が作れると書いた。
 今回、KATOの京急800形(U)をもう1セット入手したため、早速そのパーツ類を使用して6連貫通編成を完成させた。ここではその改造について記したい。
 なお、この間に京急800形(U)はマイクロエースからも発売され、このラインナップには今回ここで製作した新塗装の6連貫通編成があった。これを購入すれば早い話だったはずだが、私としてはマイクロエース製の京急800形(U)の造形がどうしても気に入らなかったこと、それ以上にKATOの京急800形(U)が造形も色合いも気に入っていたのでどうしてもこいつで6連貫通にして見たかったこと、そして何よりもマイクロエース製の京急800形(U)が高すぎることもあって、わざわざこのような改造をして京急800形(U)6連貫通編成を手にすることにした。

800形(U)が2本
ズームを引くと手前側は6連貫通であることがおわかり頂けるだろう。

 前回記事で書いた内容に、当時に我が家にあった800形(U)の内容がある。3両編成2本つなげた6両編成がKATOのセット内容だが、我が家には当時KATOの京急800形(U)を他形式への改造に使った人から「余りパーツ」を買い上げた形で、コレを組み立てた動力込みの3連が1編成と中間車の車体2両分だけがあるという内容であった。
 そして2014年末に、KATOの6両セットがネットオークションで安く仕入れることが出来た。そこで今までの3両編成はそのままで、新たに入手した6両セットのうち先頭車2両を「パーツ」として我が家にあった中間車車体を使って中間車に改造することで、6両貫通編成としたのだ。改造内容は下図の通り。
 
 この改造でのポイントは、改造後に品川方先頭車となる800-6号車の車体を余る800-1の車体と交換しておくことだ。すると品川方先頭車の特徴である3本のジャンパが無くなって平滑な車体となるという寸法だ。このため、改造して誕生した6連貫通編成は最初から6連貫通として製造された826編成か827編成のどちらかという事になってしまうが…。
 元々持っていた中間車車体は、パンタグラフを外して屋根上の機器類は冷房以外全部撤去、モールド類は全て紙やすりで削り取って平滑にして、屋根上はダークグレーに塗り直した。なおこの6連貫通編成に使う車両は、屋根を同じ色に揃えるために全部同時に塗り直しをしている。ついでに冷房装置も京急らしいライトグレーに塗り直し、これは既存の3両編成も同時に塗り直した。
 改造した中間車床下であるが、京急800形(U)は先頭車より中間車の方が運転室分車体が短いという特徴があり、先頭車の床下は長すぎてそのまま入らないという難点がある。そこで床下中間部を詰めて先頭車用の床下を中間車の床下に入るように詰める改造も行った。
 こうして6連貫通編成を完成させた。完成後、前面の行き先には「普通 品川」のステッカー(グリーンマックス製1000形(V)に付属のもの余り)を差した。


800-3

800-4

800-3+800-4
完成した改造中間車
まだ車号を書き換えていないのは見逃してー
品川方先頭車の比較用写真
改造製作した6連貫通編成では浦賀方先頭車を転用、ジャンパ類が消えた。
受け栓撤去跡も再現していないので、実物最後の2編成のどちらかということに。
上から見る
手前の改造車は屋根を全て塗り直しているが、写真では気付かない程度の違い。
奥側の未改造車も、クーラーを改造車と同時に塗り直した。
いつものカーブを曲がる
こちらは改造した浦賀方先頭車 正面床下のジャンパ受けを撤去してスッキリ
比較用に3連のほぼ同角度の写真
屋根上もクーラー塗り直してでメリハリがついた。
さらに角度を変えた
やっぱり800形(U)の模型は、KATOの方が好きだ。
町中を走る姿を俯瞰で
うん、誰がどう見ても6連貫通編成だよね。

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