続いてスカートをはかせてみました


スカートを取り付けてみました。実はスカート取り付けに踏み切れなかった理由の一つに、新2000系キット付属のスカートに不満があったという理由もありました。それは両脇の「切り欠き」がなかった点です。
 当初はこの「切り欠き」に合わせて黒塗装をするつもりで、その準備までしていましたところでグリーンマックスの新製品となる旧2000系の試作品画像がメーカーから公開されました。そこに写っていた旧2000系のスカートは、私の不満点が改善されてちゃんと「切り欠き」が再現されていました。
 そこで私はこの新2000系へのスカート取り付けの検討を全て中断し、旧2000系が店頭に並ぶのを待ちました。どうせ我が家の旧2000系はスカートを付けない予定ですので、未使用パーツのリサイクルによってこの新2000系の見栄えがよくなるのです。まさに一石二鳥でしょう。
 我が家に旧2000系キットが届いたその日のうちに、箱からスカートだけを出して新2000系に取り付け可能であることを確認。ところが成形色が白っぽかったので、慌ててグレーの塗料を買ってきて塗るという行程が加わりました。そしてこのように見事に我が家の新2000系はスカートをはくことができました。
 ただこのスカート、現在のところは着脱を考慮して基本的には床板と車体パーツの摩擦に両面テープで補強という取り付け方をしています。気が向いたときにはスカートを外して最初期の新2000系として楽しむつもりです。


 スカートを取り付けたクモハ2521。前パンにスカートで新2000系のもっとも印象的な顔つきになりました。
 やはり「切り欠き」があるのと無いのでは印象が違います。メーカー公式の完成状態写真よりは実車の雰囲気に近くなったと思います。ちなみにこのスカート、恐らく新2000系に付けろという意味で秋葉原のグリーンマックスショップで分売されております。
 次の難関は貫通扉脇の手すり(取り付けるとTNカプラーでの連結が不可となる)ですが、これは当面取り付けないことにしました。なぜなら旧2000系に手すりパーツがないから、統一性の観点からの判断です。


 スカートをはかせたところで、マイクロエースの10000系「小江戸号」と並べてみました。新宿線派の私としては、10000系のヘッドサインは誰が何と言っても「小江戸」です。ただ「小江戸」号運行開始の頃には、新2000系4連の先頭車からパンタグラフはなくなっていたんだよねー。


 2009年に京阪電鉄の3000系が登場したとき、西武新2000系に似ていると思ったのは私だけ?
 方向幕付近の処理はよく似ているの思うのですが…。

そして旧2000系製作開始!
 いよいよグリーンマックスから待望の旧2000系が発売されました。かねてからの予告通り、現在の姿にしかならない完成品はパスして塗装済みキットを購入。更新前でかつ側面方向幕を付けた後の時代設定で製作の予定で、前述の通りスカートパーツは新2000系に使ってしまったためもうありませんので、既に現在の姿に作ることは不可能になりました。
 購入したのは基本4両セットと中間車2両セット、ならびに先頭車2両セットで、6+2の8連となる予定です。最も嬉しかったのは、入っていたステッカーが新2000系キットと全く同じものだったこと。おかげさまで90年代前半の2000系を再現しやすくなって、まさに自分のための製品構成と思ってしまったほどです。
 本格的な製作は正月休みに入ってからになるでしよう。

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