現地に到着したのはお昼前。この日も多くの「同業者」が同じ地点でカメラを構え、思い思いの構図で列車の写真を撮っていた。私もこれに加わる。
 構図を決めきらないうちにやってきたのは総武快速線のE217系快速「エアポート成田」。この車両の顔も微妙に変わっており、これは変わった後の顔となる。
 続けてやってきたのはE255系特急「わかしお」号、この車両は営業開始初日に乗った記憶がある。この顔も独特で印象的だ。
 構図が決まると最初にやってきたのは反対方向の快速「エアポート成田」。こちらのE217系は更新前の顔、帯色が濃いのと運転席下にロゴマークが付いているのが印象的で、この車両が登場時に通勤車両とは思えない印象を我々に与えてくれた理由でもある。
 このロゴマーク、好きだったんだけどな。
 本日最初の「成田エクスプレス」登場、やっぱ「成田エクスプレス」の顔はこれ。いきなり思った通りの写真が撮れてちょっと拍子抜け。だけど気を抜くと後の撮影で失敗する。
 113系キターーーーーーーーーーーー!!!
 こちらも「顔」が正面に決まり、「東海顔」の特徴がよく出ている写真になった。
 さらに211系のローカル列車。長編成向けの構図で構えていたのでちょっと間の抜けた写真になった。
 だが幅の広い「ブラックフェイス」顔の特徴はうまくでした。
 すぐさま反対方向にE217系、しかも未更新車。
 正面のロゴマークが上手く決まった。通勤車にもロゴマークを作成するとは、当時のこの車両に対する期待が見えてくる。
 上記列車を追うようにやってきたのは千葉県の主力特急車、E257系。同じ形式でも中央本線を走るそれとはかなり印象が違う。この黄色の縁取りデザインは強印象だ。この「機械的」なデザインはJR九州の883系に通じるところがある。
 下り列車ばかり続く。千葉方向からのカーブを211系ローカル列車がやってくる。
 こちらは千葉に来てからパンタグラフを増設した車両。やはり「前パン」電車はカッコイイ。
 下り「成田エクスプレス」、ちょっと露出オーバー気味に撮ったらこんな映画のワンシーン的な写真になった。
 逆光の構図は処理の仕方によって大きく変わる、こういうのも一枚くらいはいいだろう。
 上り113系ローカル列車、ローカルでも8両繋いでくれるのは嬉しいではないか。
 行き先表示を黒地に白文字で「普通」と出して欲しいと言ったら、贅沢だろうな。
 113系もういっちょ。こちらは4両編成で、活躍末期のローカル列車という雰囲気が良く出てる。

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