カメラを構えていたら、いよいよ本命が現れた。
 西武6000系 キター!
 だが残念なことにアルミ車でも戸袋窓のない後期車、6156編成。ヘッドマークがウザいなぁ。
 行き先は「急行 武蔵小杉」って、まさか西武の車両が東横線の途中駅折り返し運用を持っているとは思わなかった。
 上り電車には東急5000系による「特急 飯能」ゆき。この車両が奥武蔵の山を背景に走ったり、入間川を渡ったりしちゃうんだ。なんか信じられない。
 この車両は「東京メトロ」じゃなくて、営団地下鉄って言いたいね。有楽町線用7000系の現在の姿。副都心線乗り入れ改造で帯の色は変わっても、雰囲気は昔と同じ。それが東横線を走ってるんだから…。
 奇しくも行き先は「各停 菊名」、この3月まで日比谷線の電車が表示していた行き先だ。
 本命中の本命キター!
 西武6000系ステンレス車、6104編成は90年代末期から10年近く新宿線で活躍していた6000系だ。西武新宿線の電車だった彼が東横線を走っているなんて…(感慨)。
 このコーナートップページで、西武新宿線野方駅のカーブを行く6000系の写真を上げたが、あれがまさにこの6104編成だ。
 今回の撮影行の間で、ついに一度しか来なかったのが横浜高速鉄道Y500系。この前に仕事で来たときは、この車両が「各停 保谷」って行き先を出していて「ぬをーっ!」と思ったものだが。今回は「急行 和光市」ゆきだから東武東上線にも入らない。
 今度は営団7000系(しつこい)の「特急 元町・中華街」ゆき。この顔の電車で「特急」が見られるなんて、想像すらしていなかった。
 しかも7105編成だから初期車、仲間達が引退してインドネシアに売却されているのに、よくぞ生き残っているという感じだ。
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