撮影していたのは、東横線だけでない。
 中の2線を走る目黒線の電車にもカメラを向けていたが、今回のテーマから逸れるので公表は最小限とする。これで埼玉高速、都営三田線、東急目黒線の車両は揃ったが、東京メトロ南北線が…。
 3000系のトップナンバーが来たら喜んで撮影するのに。
 和光市へと帰って行く営団7000系、これも窓が小さい初期車だ。非常扉に付いているマークは、MじゃなくてSがいいなぁって、営団地下鉄が改変されてしまったから仕方が無いか。
 せっかく非常扉の上に種別表示窓を作ったのに、使われることがないままだ。
 うわっ、東急5000系8連に「各停 保谷」の行き先。やはり東急電車がこういう馴染みの行き先を掲げているのに違和感が拭えない。
 今度はこれらの車両を西武線で撮り鉄するか。
 営団7000系良く来るなー。今度は後期車、7128編成による「急行 元町・中華街」ゆき。しかしこの車両のLED表示はうまく映らないなぁ。
 非常扉のステッカーから、8両編成に縮められた編成であることがわかる。
 この撮影中に、始めて上りに西武6000系が来た。6157編成は6000系でも末期のタイプ。所沢市のゆるキャラのヘッドマークは良いと思った。
 さらに驚きは、行き先が「特急 西武球場前」。この行き先を東横線で見るとは…東急車による狭山線乗り入れ運用もあるんだとか。
 なんか西武6000系が続く。今度は下りの「特急 元町・中華街」ゆき。そういえば西武の通勤車が「特急」という種別を掲げるのはこの乗り入れ開始までなかった。
 6152編成はアルミ車の初期車。戸袋窓があって真横から見ると2000系の色違いに見える。だけどアルミ車は新宿線を知らないんだよね。
…西武6000系を沢山撮れたことだし、午後は地元で自治会の用事もあるしで引き上げることにした。だけど最後の最後、武蔵小杉駅下りホームの渋谷方エンドでカメラを構えてみたら、また西武6000系が来た。しかもステンレス車だ。
 今回の撮影行最後の写真は、武蔵小杉駅に進入する西武6000系ステンレス車。この6116編成は新宿線に配備されたことはなかった編成と記憶している。
 だが今回の撮影行で最もきれいに決まった西武6000系の写真である。都営6300系が良い具合に一足遅れて併走しているのが良い。
 こんな感じで東横線での撮影行は終わった。東横線で西武電車を追いかけるという、終わってみても違和感のある行動だったが、これまでに無い楽しい撮り鉄のひとつとなった。何せあまり馴染みのない電車に混じって、西武電車がやってくるのだから。
 この撮り鉄は「第一弾」であり、近いうちに「第二弾」として西武池袋線での撮り鉄を予定している。ここでは西武線に混じって活躍する東急電車や、西武電車と東急電車の並びなどを狙ってみたい。
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