2015年3月21日 西武鉄道新宿線 東村山駅付近2

 続いて私がゃってきたのは、東村山駅南側の踏切だ。ここで国分寺線から顔を出したレッドアロークラシックの写真を撮るのが狙いである。狙っていた場所は狭いので先着がいたらアウトだという思いが、私を走って撮影地へ向かわせた理由だ。幸運なことに、私がついたときはまだ先着はなかったので陣取らせて戴くことにした。
 新宿線の下り列車ならこんな感じで、架線柱が煩くてちょっと絵になりにくい。構図を手前にずらすと今度は「障検」が邪魔になるという難しいところだ。
 新宿線上り列車の撮影は絶望的、なのでこんなスナップ的な写真を一枚残してみた。
 なんか小江戸号のスマートさと、快適さが伝わってきそうな感じになったと自画自賛している。
 国分寺線から電車がやってきた。この時、ファインダーを覗いて「午後はあそこで撮ろう」と思った一枚。だがそこに到着するまでに、「やっぱりあっちもいいな」「こっちもいいな」と悩んだのも事実。
 国分寺線から新宿線に合流するところ。やってきたのは旧2000系2023編成。
 ちなみにこの光景は、あと何年かすれば連続立体交差化によって高架化されるため、見ることが出来なくなる。今回の撮影地の多くが事業予定地なので、将来は見られなくなる光景だ。
 そして2023編成を後撃ち。この列車が「予行練習」になったのはいうまでも無い。
 この時、小さな子供を連れたお父さんに今日のイベント運行を教えたら、それをお子さんと一緒に見るとのことで一緒に待つことに。
 やってきた…のはいいけど、最初の一枚はピンがどうしてもうまく合わず。たまにとぼけるんだよな、今使っているカメラのAFは。
 「ピントくらい手で合わせろ」とお叱りを受けそうですが、液晶画面で見てピンを決めるって難しいんですよ。いまどきのカメラはファインダーの中も液晶画面だし…。
 でも広角ショットは上手く…きまってない。
 よく見たら足下がちょっと切れちゃっている。上手く行かないときは徹底的に上手く行かないな、トホホ…。
 そしてさらにトホホな写真。さすがに問題があるといけないのでモザイク処理したが、シャッターチャンスの寸前に踏切を待っていたおばさんが顔を出して…トホホ。
 ここの踏切での撮影は、肝心なレッドアロークラシックだけが「トホホ」な結果に。このレッドアロークラシックは、西武園線1往復の後で本川越に戻るとのことなので、今度は西武園線の東村山駅から3つ目の踏切へ向けて走った。
 その踏切で下り列車を撮ったのがこれ、あとは非公表の写真としたのは、みんな2529編成で変化がないからだ。
 もちろん一本前は練習だ。
 この踏切では、最初の撮影地で出会った人と再会。それともう一人加えて3人で、午前中一杯を過ごすことに。
 ここでの上り方向の写真は縦構図にした。横にしても左側はすぐ民家や植え込みなので、あまり代わり映えがないので迫力を取った。
 ならもうちょっと寄せるべきだったと、反省。
 だが後撃ちは上手く決まったと思う。R-300くらいのカーブはこんな構図が一番だ。
 ひとつの列車で前も後ろもと欲張って撮影しているのは、この日は私くらいだったなぁ。
 そして慌ただしく、ひとつ東村山側の踏切へ移動。すぐに東村山駅で折り返して本川越を目指すレッドアロークラシックの姿を押さえる。しかも今度は練習無し、ぶっつけ本番だ。しかもダイヤ的に、上り列車に被られる可能性もあるというハラハラドキドキ展開だったが、上り列車は何とか先に抜けてくれた。
 国分寺線から新宿線下りに渡ってきた。この写真の車両右側、カメラを構えている鉄道好きの方が映っているが、あの場所が最初の撮影地だ。
 こちらもうねうね写真になった。そういえばレッドアロークラシックは、小江戸号で見られるような連結器の横向きがないなぁ。
 渡りを渡りきったところで広角にしてさらにショットを追加する。なんかこれが今日のベストショットっぽいなぁ。行き当たりばったりで追加した撮影地で、時間ギリギリの行程で練習なしのぶっつけ本番なのに…でも撮り鉄ってそういうもんだったりするんですよね。
 そして後撃ちはさらにきれいに決まった。一つ前の撮影地といい、後撃ちの方が決まっているなんて…。
 もっとも、この列車は渡り線を渡る速度制限があって、ゆっくり走っていたのも上手く行った原因だと思うが…。
 こうして午前中の列車の撮影は終了、ここで2時間の間を置いて今度は午後の列車の撮影となる。それまでのんびりと昼ご飯でも食べて過ごして、次の撮影地へと移動することにしましょう。
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