2016年1月9日 富士急行 大月線 三つ峠〜寿ほか
 いよいよここからが今回の撮影のメインになってゆく。2000系引退を翌月に控えた三連休初日、ということで多くの鉄道好きがカメラを構えていた。でもJR時代の塗装に戻したもう1編成が引退したときと比べると、人出は少ないんだとか…。
 今日の撮り鉄で是非ともやりたかったのは、「富士山バック」の有名な撮影地での「フジサン特急」の撮影だ。
 上大月から次の撮影地の移動中に、「富士登山電車」の通過時刻が迫ったので、三つ峠駅近くの小さな橋梁に立ち寄った。
 ここの雰囲気がとても良い、その中を大月行きの「富士登山電車」が走り去ってゆく。
 こんな感じで形式写真風の写真が撮れるのが嬉しい。
 「富士登山電車」と三つ峠駅ですれ違って河口湖へ向かう電車は、今日は二度目の撮影となる京王時代の塗装を再現した1000系。う〜ん、ちょっと寄せすぎたか。
 三つ峠駅を過ぎてしばらく行くと、前方に富士山が雄大な姿を見せる。富士吉田方向から見る富士山は、独特の美しさがある。
 山頂近くを拡大して撮影してみた。こうして見ると登山道とかが見えるのが面白い。
 地元の人達の話によると、今年は富士山の雪も少ないらしい。
 そしてやってきたのは富士急行でも最も有名な「撮り鉄」スポットだ。ここでは富士山と列車を絡めた写真が撮れる。
 まず最初にやってきたのは5000系「トーマスランド号」。
 続いてJRから乗り入れの臨時列車が河口湖を目指す。普段は千葉の海を目指すE257系500番台だ。ここでこれが撮れるとは思わなかった。
 続いてやってきたのはJRからの乗り入れ普通列車である211系だ。スカ色の115系を置き換えたこの211系が、現代の「山スカ」ということだろう。
 そして「フジサン特急」が通過してゆく。富士山とフジサンキャラクターの並びって、一度撮ってみたかった。
 実はこの写真が、今回の撮り鉄におけるベストショットだと思う。
 この構図で最後の撮影は、今回の撮り鉄行でも撮影枚数が多い元205系の6000系だ。
 205系が洒落たデザインでローカル線に投入されて、意外にはまっているのが驚きだ。
 そろそろ日差しの差し込みも変わってきて、この構図の撮影が辛くなってきたので、数十メートルほど移動する。
次のページへ