2017年12月9日 JR東日本 中央本線線 長坂〜小淵沢
 いよいよ本格的な冬将軍がやってきた12月9日、私は愛車で未明の中央道をぶっ飛ばして長坂インターで降り、長坂駅へ車を向けた。そしてやってきた場所は八ヶ岳を背景に列車を撮れる「長坂のカーブ」。まだ朝が早くて陽の差し込みが低かったが、「スーパーあずさ」を1枚でも多く撮ろうと早朝からの行動を決断したのだった。
 撮影地に着くとちょうど朝一番の上り「あずさ」が通過したところ。ああでもない、こうでもないと構図を考えていると、今回の撮り鉄一発目の車両が来た。現代版の「山スカ」(横須賀色じゃないけどね)である211系ローカル、このローカル列車は今回の撮り鉄でこれでもかという程撮っているので、公開は最小限に留めておこう。
 二発目は、いきなり今回のターゲットであるE351系「スーパーあずさ」の登場だ。やっぱりまだ朝が早く、車体に影が映り込んでしまう。こりゃ昼前まで粘らないと良い写真が撮れないな…と悩み始めるきっかけの一枚。
 この列車が通過した頃から、隣で撮影していた若い鉄道ファンとの会話が弾む。一人は地元の二十歳の男性、もう1人は立川から来た中学生だという。
 少しずつ陽が昇ってきているけど、なかなか車体への影の映り込みが消えない。この写真は朝の八ヶ岳の雰囲気が良くて気に入ったので公開。
 最初の「スーパーあずさ」から約1時間後に、もう2本目がやってくる。失敗対応でこの時間帯を逃したくないので早朝にここに来たのだ。でも前面の影の映り込みがやっぱり取れない。別の撮影地も行きたいし、どうしようかなー。
 上記列車の後撃ちをしてみた。曲線区間での車体の傾きが良い感じに再現できた。でも逆光で辛い写真だなー。
 続いて40分程間を置いてやってきた「あずさ」はE257系、しかも増結車を連結した11両フル編成。東京方に非貫通先頭車が来るE257系列車は貴重だ。
 上記の「あずさ」が通過してしばらくすると、今度は下りの「スーパーあずさ」が通過だ。下り列車にレンズを向けたのはこの列車が最初、背景の山の雰囲気が良い。
 長坂駅は八ヶ岳と甲斐駒ヶ岳という高い山に囲まれたところにあり、その風景が文章で説明出来ないほど印象的なところだ。
 続いてまた1時間ほど間を置いて「あずさ」の通過。今度は9両編成、貫通型先頭車だ。
 この写真の出来を現地で確認して、昼前に通過の「スーパーあずさ」まで粘ることに決定した。
 続いて下りのE257系「あずさ」、この車両は側面の独特のデザインが上手く写り込むように撮りたいねぇ。E351系引退後にそんな撮影をしてみたい。
 
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