2019年4月6日 西武鉄道新宿線 武蔵関〜東伏見間
 
武蔵関〜東伏見間、武蔵関公園付近は西武新宿線随一の桜の名所


 春が来た、と言うわけで花見がてらの撮り鉄へ、毎年西武新宿線で花見がてらの撮り鉄をしています…というものの昨年(2018年)は桜の開花が予想より早く、このお花見撮り鉄の日程がとれず悔しい思いをしました。
 今年はお花見撮り鉄が出来ましたので、一昨年に引き続きその撮り鉄をサイトにまとめてみました。その花見がてらの撮り鉄のステージは、これも毎年恒例の場所となっている西武新宿線・武蔵関駅の少し本川越方の武蔵関公園の近く、線路が石神井川と寄り添う区間だ。
 ここで花見をしながら走る西武新宿線の電車の姿を記録した。
 2019年4月6日、新青梅街道をかっ飛ばして武蔵関駅近くのコインパークに到着した。そして武蔵関公園近くの「長者橋」付近の桜の様子を見ると、もう満開を通り越して少し散ってしまっている状況だったが撮影決行を決断して、毎度来ている撮影ポイントへ行ってカメラを構えた。
最初の写真は、武蔵関公園近くの長者橋の上から去りゆく下り電車の後ろ姿。旧2000系ということは分かったが、車号は確認できず。だが初っぱなから旧2000系が来たことで今回の撮り鉄はテンションが上がった。
というわけで川越しに桜と電車が見られる場所に移動する。一昨年まで撮影していた場所は、桜の木の枝振りや、線路手前の植生などが変わって撮影が難しくなっていたので、今年はいつものポイントより少し手前で撮影している。
この20000系の写真までに構図が決まった。これでしばらく行ってみよう。
早いもので20000系は来年、登場から20年になる。新しいと思っていた電車だがもう「古い電車」の部類に入ってゆくんだなぁ…なのに更新修繕の噂すら聞こえてこない。
3本目に来た上り電車を、ファインダー越しに見て思わず叫びそうになった。2000系のトップナンバー車2001編成がいきなりやってきたのだった。この車両は今年、車齢42年を迎える。まさか私が50近いおっさんになっても、まだこの電車が現役でいるなんて、子供の頃は想像すらしていなかった。
この2001編成も平成の世を超え、次の元号「令和」の時代まで生き延びることになった。新旧とも2000系の淘汰が思ったより進まず、あとから出てきた9000系に廃車が出るなど西武電車の動きは複雑になっている。
続いてやってきたのは私が勝手に「正調新2000系」と呼んでいる新2000系最初期車、2515編成だ。桜の花で編成の後ろの方が見えないが、最初期の新2000系だけで4+4の8連を組んでいる。
一昨年の花見ではほとんど見かけることがなかった新2000系初期車が、あっさりとやってきて嬉しかったのなんの。
新2000系後期車でリニューアル車の2081編成がやってきた。まだこの戸袋窓がない新2000系に慣れないのは何故なんだろう?
20000系がやってきたが、これはプロ野球西武ライオンズのロゴなどをラッピングした「L−Train」だ。濃い青色の車体は西武新宿線の中でもよく目立つ。
ちなみにこの電車の存在は、一番下の甥っ子が持っているプラレールで知った。この「えるとれいん」と「はいじまらいなー」は甥っ子の宝物だ。
西武新宿線のクィーン、「小江戸」号がやってきた。この「小江戸」号は「カナヘイの小動物 ゆるっと小旅 西武鉄道で行く川越旅号」という長いタイトルのラッピング塗装車だが、要はゆるキャラを使っての川越観光の宣伝ということだ。
「小江戸」号に続いて6000系6102編成だ。6000系の先行車2編成も、この登場時の外観のまま平成を終えようとしている。いつ更新修繕などで姿を変えられてしまうかと、ハラハラしながら見守っているのだが…。
また「正調新2000系」がやってきた。最初期車のうちの2505編成、記憶に間違いがなければ現在新宿線にいる新2000系の中で最も老齢のはずだ。
新2000系最初期車のうち、トップナンバー車を含む4連の何本かは池袋線へ転属してしまい、狭山線ローカルなどでその姿を見ることが出来る。でもまさか池袋線でこっちの顔の新2000系が見られるようになるなんて…。
続いては旧2000系2007編成、台湾鉄路局との提携を記念した「LAIMO」ラッピングが施されている編成だ。このキャラクターはマレーバクとのことだが、このラッピングを初めて見たときは別のキャラクターに見えた…。
こちらのポイントで最後に撮影したのは下りの「小江戸」号、「プラチナエクスプレス 川越バージョン」のラッピングで、このラッピングは一昨年の花見の時にも撮影している。
 ここまで撮影した後、東伏見駅方向にある踏切に移動した。
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