2026年9月5日 西武鉄道新宿線 小平〜久米川間
   −西武新宿線「小江戸」号惜別撮り鉄−
 
秋の長雨の季節 雨上がりの鉄路を行く「小江戸」号

 夏が過ぎ、秋の長雨の季節に入った。「小江戸」号の走りはあと半年程度。
 秋の長雨の合間をに、「小江戸」号最後の活躍を記録すべく出かけた場所は、小平駅と久米川駅の間であった。小平霊園に沿った直線区間と、その手前の拝島線の線路と並び複々線区間にも見える場所を選んだ。
 そこで様々な西武新宿線の電車と走る「小江戸」号を記録した。このシリーズの撮影で初めて出来た形式の電車も今回は出てくるので、早速アルバム形式でごらん戴こう。

 実はお盆の頃から「小江戸」号の撮影を何度も計画したが、私の都合が合う日は雨などの悪天候ばかりで撮影に出られない日々が続いていた。
 2026年9月5日も朝は雨であったが午後に向けて雨が上がる予報であったことから、雨上がりの鉄路を走る「小江戸」号が記録出来ると考えてカメラを持って出発した。
 最初に訪れたのは小平駅と久米川駅のほぼ中間、小平霊園に沿った直線区間だ。
 撮影地である、小平霊園に沿った直線区間に到達。
 自宅を出発したときは雨上がり、途中少し雨に降られつつも、撮影地に着いたときは雨が上がっていた。
 でも空には黒い雲が広がっており風景も暗め、これから徐々に天候が回復するという予報を信じて撮影開始。
 最初にやってきたのは下り急行の20000系。
 すぐに上り普通で20000系がやって来た。
 この場所は雑草が多く、夏が終わったばかりの今の季節は徹底的に撮影に向かない。しかも雨上がりで足下の雑草が濡れていて、自分も濡れる。
 撮影構図は限られ、アパートの庭越しに撮影することになってしまう。「長居は無用」と判断し、「小江戸」号を1本撮影したら移動と決断した。
 下り急行で6000系銀顔の6102編成がやって来た。行き先が「新所沢」…入庫してしまうようだ。
 先に結論を言うと、今日は銀顔の6000系がやって来たのはこの1回だけだ。6101編成の方には出会わなかった…。
 続いてやって来た上り急行は、白顔の6103編成。
 前回の撮影から一月半、また西武鉄道から色々と発表があった。
 それを聞いていると…6000系の引退も見えてきたように感じた。
 今日の快速急行は30000系「スマイルトレイン」。う〜ん、行き先表示が上手く写らないなぁ。
 シャッタースピードを落とすと、写真が明るくなってしまいこの日の「暗さ」が出なくなってしまう。だから今日は行き先表示が上手く写らないのを覚悟で、この設定のまま行きますよ。
 というわけで上り「小江戸」号がやって来た。愛称表示がLED電光掲示の10112編成だ。

 「小江戸」号は最後の半年に変化が生じる。一部列車が田無に停車するようになるというのだ。
 「小江戸」号に代わる新列車「トキイロエクスプレス」が田無に停車するためで、田無駅利用者に指定席サービスを売り込むための実施のようだ。
 小平霊園に沿う場所で最後に撮ったのは20000系。

 この20000系についても西武鉄道から発表があった。
 今後背20000系は順次リニューアル工事がされ、内外装に変化が生じるとのこと。外見最大の変化は、最近の西武鉄道イメージに合わせて帯色がグラデーションカラーになるという。

 この姿の20000系は何年か後には見られなくなるということだ。
 撮影場所を小平方に移動した。小平三号踏切…いわゆる「東京街道」の踏切にやってきた。
 ここからは新宿線と拝島線のそれぞれ複線が二本並び、一見複々線に見える場所。西武新宿線のジャンクションらしい場所だ。

 移動して最初に来たのは、白顔の6000系6104編成。西武新宿方先頭の帯は相変わらず剥がれたままだ。

 さぁて、下り「小江戸」号が来るぞ!と気合いを入れるが…。
 下り「小江戸」号接近で、拝島線上りの場内信号が「停止」だというのに、拝島線から小平止まりの普通がやって来た。もちろん、停止信号に従い目の前で停止…「ヤバい、カブられた!」。
 その向こうを下りの「小江戸」号が通過してゆく音が聞こえてガッカリする。

 ショックで最初は呆然とするだけだったが、場内信号が警戒に変わった後のタイミングで機外停止している30000系の写真を記録。

 事前の時刻表調査では、下り「小江戸」が通過した後にこの普通が来ると読み取ったのに、何を見誤ったのだろう?
 前写真の30000系が小平駅に入線した直後、上りの「小江戸」号が通過。
 これが上手く撮れたのがせめてもの慰みだった。
 上り「小江戸」号が通過しても踏切は開かない。まださっきの30000系が小平駅にいるタイミングで、拝島線からやって来たのは9000系の回送。
 定住の地と思っていた池袋線を追われ、多摩湖線でのんびり余生を送っている9000系は、本シリーズの撮り鉄では初の登場だ。
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