・Donner Pass: Southern Pacific Route
 ドナー峠:サザンパシフィック鉄道 Roseville(ローズビル)~Reno(リノ)

峠道を行き交う貨物列車、アメリカでよくある鉄道シーンだ。

・収録車両
 SW1500(入換用ディーゼル機関車)
 GP9(本線用ディーゼル機関車)
 SD40-2(本線用ディーゼル機関車)
 SD40T-2(本線用ディーゼル機関車)
 C44-9W(本線用ディーゼル機関車)
 ※上記は全て Southern Pacific 鉄道塗装

・購入済みアドオン車両
 Amtrak F40PH ‘California Zephyr’ Loco Add-On
  (アムトラックの長距離列車「カリフォルニア・ゼファー」)
 Southern Pacific SD70M Loco Add-On(大型貨物用ディーゼル機関車)

・経由地(下記地図参照…ローズビルが僅かに左下にはみ出しています)
 Roseville(ローズビル)~Colfax(コルファックス)~Donner Pass(ドナー峠)~Truckee(トラッキー)~Reno(リノ)~Sparks(スパークス)



 カリフォルニア州とネバダ州にまたがるシエラネバダ山脈にある峠が「ドナー峠」で、ここはシカゴとサンフランシスコを結ぶ主要な峠である。このドナー峠を舞台に、サクラメント郊外のローズビル操車場とネバダ州のリノ市街のスパークス操車場間の140マイルの区間が再現されたルートである。
 この峠は花崗岩が主体の岩石質で、ゲーム上でもこの様子が再現されていて岩場がむき出しの区間がある。峠部分は1990年代に開通した長大トンネルによる新線と、昔ながらの旧線の双方が再現されている。
 ここを長大編成の貨物列車を牽引するのもよし、アムトラックのスーパーライナーで走るのもよし、とにかく景色がきれいな路線だ。ただ140マイル=200キロオーバーなのでプレイに時間が掛かり、一つのシナリオを保存しながら何回にも分けてプレイするのが常態化するのが難点。


・世界の車窓から
 
アメリカらしい針葉樹の林を行く C44-9W 通称「ダッシュ9」
沢山のコンテナ貨車を牽くのはいいが、運転してみるととても重い。
雪の中を行く「ダッシュ9」。
「ダッシュ9」はかつてのマイクロソフトトレインシミュレータにも収録されていた。
「ダッシュ9」が牽引するタンクトレイン、この画像の列車がとても長いことがおわかり頂けるだろう。
同じく「ダッシュ9」牽引のタンクトレインで峠を行く。彼方に見える機関車が最後尾、いわゆる「後部補機」だ。
こちらはSD-40。本作では仕様の違いで2種類用意されている。
このSD-40が雪の中を走ると、このように雪煙が舞う。
異形式の機関車が混ざった六重連で峠へ挑む。運転しても頼もしい感触が伝わってくる。
SD-40はマイクロソフト時代はAI列車としての登場だったが、データを改造して運転できるようにした記憶がある。
六重連が峠を行く。このような岩崖が多いのが、峠のローズビル側の景色の特徴だ。
六重連のうち、2機目の小さい機関車がGP9だ。
SD-40キャブから後方を見るなんて視点にすることも出来る。六重連の先に長~いコンテナ貨車が…。
この六重連のシナリオは、2機の前補機を運行するシナリオだ。
旅客列車は別売となるが、アムトラックのF40PH牽引の「カリフォルニア・ゼファー」で。
銀に赤白青のストライプの大型ディーゼル機関車が牽くダブルデッカーの客車は、アメリカの旅情なのだろう。
ダブルデッカーの長編成の通過を、線路際で眺めるだけでも大迫力だ。実物を見てみたい。
でも後尾は全く飾り気がない、アメリカの旅客車両はこういうのが多い。
客車は車内まで再現されている。寝台客車が2種、座席車、食堂車、ラウンジカーである。
寝台車はこの画像の2人用ものとは別に、プルマン式1人用個室もある。
しかし、2人用個室に行くとおっさんと相部屋というのは何とかして欲しい。
これは食堂車、今度は怖い顔のあんちゃんと相席だ。こんなんばっか…。
でも座席車へ行けばこのような美女が隣に座ってる。
車窓風景がアメリカでないのは気にしない…。


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