・「Train Simulator 2017」とは?


夜のポーツマス市街を行く列車、街灯の灯りがとても良い雰囲気。

 このサイトで紹介する列車運転体験ソフト「Train Simulator 2017」について、このゲームのこれまでの経緯や、2001年発売のマイクロソフト社ブランドの「Train Simulator」の関係などについてはは、下記サイトで詳細が紹介されていますのでご一読ください。

・RailWorks-wikipedia
 日本語版Wikipediaによる解説です。本シミュレーターゲームの2009年以降の展開について日本語で紹介されています。

・Rainbow Stream
 まやなみ様が運営する数少ない日本語による本シミュレーターゲームの紹介サイト(リンクしたトップページから「TS2016」のコーナーに進んでください)。マイクロソフトのトレインシミュレーターから本シミュレーターまでの流れを含めたゲームの解説の他、DLC(オプションの路線・車両データ)について紹介、自作MODの公開などを行っています。

 ゲーム自体の紹介を私がやると、上記サイトと重複することばかりなので、ここからは私なりの紹介をさせて頂きます。

・このゲームでどんなことが出来るか?
 列車の運転はもちろんのこと、貨車の入れ替えや編成の増解結というのも当たり前のことだから飛ばそう。ここでは国内の列車運転シミュレーターにはない、本作独自の機能を紹介したい。

・四季の再現

春の日差しを浴びる列車

 まずこのゲームによる魅力的な再現のひとつに、「四季」というものがあるだろう。春は柔らかな日差しと瑞々しい草木、、夏は眩しいほどの緑と強い日差し、秋は澄んだ空と紅葉、冬は凜とした空の色だけでなく雪の様子、これらを上手く再現することで季節の空気感を上手く描きだしている。これはシナリオごとに設定されている季節によって再現されるし、フリーモードやクィックドライブでは自分でどの季節にするか選択することも出来る。
 もちろん季節の設定だけでなく、運転時刻の設定も出来る。夜のシナリオでは当ページトップ画像のような夜景の中を運転することになるし、夕暮れや夜明けのミッションもものによっては存在する。天候も設定可能で、晴れの日だけでなく曇りや雨の日も再現できるし、冬になれば降雪も設定できる。


夏の眩しいほどの緑の中を行く列車。

秋にはの草木が色づき、紅葉しない草木も色を変える。

冬晴れの空の下、雪煙を巻き上げながら走る。

 
・様々な視点

列車を運転するための視点は当然だが…

 このゲームの魅力の一つに、自分が運転している列車を様々な視点で見ることが出来る。実はこの項目以外に登場するスクショにでている列車は、皆プレーヤーが自ら運転している列車だ。その他にも同じ運転席でも助手席側からの視点にしてみたり、客室の視点にすることも可能でまさに「列車に乗っている気分」が味わえる内容だ。
 車内からの視点は外の環境にも左右される。雨や雪が降ればガラスが濡れ、フロントではワイパーでこの水滴を除去することも出来る。夜に客室視点にすれば、窓ガラスに映る車内の様子まで再現される。


これは運転席視点に見えるが、実は助手席視点だ。
ちなみ雨や雪によってフロントガラスが濡れるし、ワイパーも使用できるのも面白い。

駅停車中の列車から見るこんな光景は、旅情を感じる1シーンだろう。

このように走行中に客室からの景色を楽しむことも可能だ。

車両によってはこのような完全な客室視点もある。

 
・車両のギミック

列車が駅に着くと、扉が開く。発車時刻になれば扉が閉まる。
こんな当たり前が国内の列車運転シミュレーターでは再現されていない。

 このシミュレータの醍醐味の一つは、車両に装備された様々なギミックだ。運転操作や各路線ごとの保安装置はもちろん、中には無線で指令と通信しないと先へ進めなくなる路線もあったりする。
 また前照灯や尾灯もキーボードや運転席のスイッチで操作することが出来る。特に前照灯は点灯させればそれに応じて周囲が照らし出されるというリアルさまで持っている。ものによっては前照灯のモード切替も可能だ。
 そして停車駅に停車すればドアを開かねばならないし(発車時刻になったら勝手に締まるが)、扉が開いたら開いたで今度は日本で言うところの側灯が点灯するという楽しさだ。
 前述したが、雨が降れば窓ガラスに水滴がつくので、これを除去するためのワイパーまでちゃんと備えているし動かすことも出来る。
 車両によっては前面の連結器の収納操作ができたり、方向幕やLED表示器の操作ができるものや、サンバイザーを下げたり運転席の窓が開閉できるもの、凄いのになると運転席の扇風機が動くという意味不明なものまである。
 外から見れば蒸気機関車はもちろんのこと、気動車では排気口から排気ガスが出てくる。もちろん列車が走れば煙がなびく。
 このようなギミックはシミュレーターとして意味をなさないものもあるが、余計だからこそ面白いものもある。こういう遊び心がゲームとして面白くしていると思うのだ。


前照灯が眩しく光る。他列車とのすれ違いの時が雰囲気があって良い。
運転席上部のLED表示器も、設定は面倒だが表示を変更することが出来る。
また、ディーゼルエンジンの煤煙が排気されているのも見えるだろう。

夜間に前照灯を点ければ、前方のレールが光芒に浮かぶ。

もちろん、最後尾車両では尾灯が赤く光る。

 
・列車ダイヤ

シナリオを自分で作ればダイヤも自由自在。
こんなイギリスの鉄道名所でのすれ違いも、腕次第で再現可能。

 かつてのマイクロソフトトレインシミュレータがそうであったように、本作でも列車の運行シナリオを自分で作ることも可能だ。運行シナリオでは自分の列車のダイヤだけでなく、すれ違いや追い越しや併走と言ったAI列車の設定も出来る。もちろん時間帯や季節の設定も可能で、自分で考えた設定に沿ったシナリオの製作は自由自在だ。
 シナリオには自分の運転が1000点満点で採点され、ネット上を通じて自分の順位などの情報を見ることが出来る「キャリアモード」、採点はないが設定されたダイヤによって列車を運行する「スタンダードモード」、決められた駅に自由に運転できる車両が留置されている「フリーモード」、路線上の任意の駅から別の駅まで好きな車両で運転できる「クィックドライブモード」がある。「フリーモード」と「クイックドライブモード」では他の列車は出てこないが、路線によって「クイックドライブモード」で他の列車が登場するものもある。
 これとは別に、路線を作るエディタもあるので、使い方さえ覚えれば自分の好きな路線を作ることも出来るだろう。


キャリアモード、スタンダードモードのシナリオでは、ダイヤに従った
自分以外の列車も登場。自分でも製作可能だ。

ローカル線らしく単線区間での行き違いも再現できる。 
 
クイックドライブモードでも他列車が出る路線もある。
左が自分の列車、右は登場したAI列車。

クイックドライブモードでは、他路線の車両も運行できる。
普段はあり得ないキングクロス駅にClass395が入線! 
 
調子に乗って、イギリスの路線をアムトラックのスーパーライナーで走ってみた。

 「Train Simulator 2017」にご興味をお持ち頂けましたでしょうか?
 もしこれを読んで「欲しい!」と思った方は、下記サイトからどうぞ。

 ダウンロード版 Steam:Train Simulator 2017
 パッケージ版は、Amazonで購入可能です。

 なお、本ゲームには日本語版はありません。言語は全部英語となります。
 そのためプレイするには、「語学力」か「根性」のどちらかが必要となります。私は英語はさっぱりですので、「根性」の方でこのゲームをプレイしています。
 よって英語がわからないので教えてください、と言われてもお答えできないと思いますのでご了承ください。でも中学高校で英語の成績が散々だった私でもこのゲームは出来ているので、義務教育を受けたレベルの英語力で何とかなると思います…多分。

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