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 「中央線」をテーマにした車両は、まだまだあります。

 ダブルデッカー車同士を並べてみた。
 これは東海道本線で「湘南ライナー」として活躍する全車2階建て近郊形電車の215系。
 週末は中央線で「ホリデー快速ビューやまなし」として絶賛活躍中で、当然我が家でもそれを再現。私も鉄道での日帰り旅行の帰りに、小淵沢から何度かこの車両のお世話になった。
 215系が中央快速線グリーン車と並ぶ日が来るのか?
 この細長い顔がこの車両の特徴だ。好きな車両なんだけど、現在では活躍場所が限られていて乗るのが困難なのが残念。
 橋梁を行く、この車両の通過は威風堂々としていて大迫力だ。どうせなら「中央ライナー」に貸してくれれば良いのに…。
 続いての紹介は「成田エクスプレス」のE259系。
 「中央線じゃないだろっ!」ってツッコミを入れないで下さい、我々にとってこの車両は早朝と深夜に目の前を往復してゆく列車なんです。
 外勤に行って帰りが遅くなった日、大混雑の中央快速を尻目にガラガラのこいつが駆け抜けていく光景は、気持ちは決して良くないけどひとつの風情だ。
 「成田エクスプレス」ってこんな山の中を走らないぞってツッコミを入れてはいけません。
 富士急乗り入れの「成田エクスプレス」が設定され、昼間にもこれが中央線を走るようになった。
 ここからは、現役の車両でなくてちょっと懐かしい中央線だ。あ、201系を先に紹介していたっけ?
 183系の「あずさ」、JR発足直後に一部車両が車内設備を改善して、この塗装に塗り替えられた。「グレードアップあずさ」である。
 この塗装は1988年から1993年と、活躍期間はとても短かった。
 この塗装、大好きだったんだよなー。すれ違うと帯色がちょうど目線に来るというのが斬新だった。
 懐かしの中央線の最後の紹介は、中央線をホームグランドにして活躍していたジョイフルトレイン「パノラマエクスプレス・アルプス」。国鉄時代最後の傑作だ。
 JRでは現役を引退してかなり経っている。引退後は富士急行へ売却され初代「フジサン特急」となった。現在も6両のうち3両が最後の活躍中で、これも置き換えが決まっている。
 「パノラマエクスプレス・アルプス」の橋梁通過のシーンで、今回は締めとしたい。
 この車両の活躍を見たのは中央線だけでない、EF63にサポートされて碓氷峠を越える姿を見たことも忘れない。

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