8.3000系「テレビカー」
さらなる追加記事として「8000系30番台」に引き続き、今度は正統3000系を入手したので紹介しよう。 本コーナーで書いていったように、私が最初に乗った京阪電鉄京阪本線の車両がこの3000系であり、私にとって思い入れの深い車両でもある。当時乗ったのは一次車の6両編成、これを再現できる模型が発売されたので入手した。 この模型は2013年の「鉄道の日」のイベントを狙って発売された「鉄道コレクション」の事業者限定バージョンである。内容は一次車だけの3両編成、これを2箱買って繋げればあの6両編成が完成という寸法で、私もこれを2箱入手。そして予算の都合で半年ほど漬け置きされていたが、今年の夏に動力化や車輪やパンタグラフの交換など、走行可能なように整備を行った。ただし、動力台車は代用品である。同時に先頭部のカプラーはボディマウントタイプのTNカプラーとして見栄えを良くした。 個人的には先頭部についてはTNカプラーに換えればとても良いと思う。前ページではマイクロエース製で同形式の8000系30番台を紹介したが、マイクロエースの顔は何処か立体感に乏しく、たまに「なんか違う…」と思うこともあったからだ。ただし末期の3000系→8000系30番台は、実物でも前面から貫通幌が消えたことで立体感が乏しくなっていた事は否めない。 使い方としては2箱分つないで6両編成とすることはもちろん、気が向くとマイクロエースの8000系セットからT車を1両借りてきて編成中間に混ぜるという鴨東線開業直後の編成にしたりすることもある。ちょっと色合いが違うけどむしろそれが「異形式混結」らしくなって雰囲気が出るので良い点だ。閑散時間帯は単独の3両編成もあったようだが、私はそれを実物で見たことがないので…。 この鉄道コレクションの京阪3000系こそが、この車体の決定版だと思って大事に使っている。気が向くと貸しレへ持って行って他の京阪電車ファミリーと共に走らせて楽しんでいる。
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