・旧2000系 昭和末期
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鉄道コレクションから旧2000系が登場
しかも…「昭和仕様」だ |
2000系の模型がまた増えた。2018年になって、驚いたことに今度は「鉄道コレクション」に旧2000系がラインナップされたのだ。6両編成とこれに増結する2両編成、6両編成は2011編成、増結2両は2405編成…この組合せを見てニヤニヤした人は、かなりの西武2000系ファンであろう。
そのスタイルは側面行き先表示取付前で、6両編成は前面行き先表示の窓ガラスを固定するHゴムが黒く表現されているので昭和62年頃以降の姿となる。さらに付属の行き先ステッカーは黒字に白文字で再現されているので、昭和63年2月以降側面行き先表示までの姿という数年間限定のスタイルということになる。
この2011編成+2405編成の組合せは、旧2000系の中では特別な経緯を持っている。誕生からずっと基本的に新宿線のみで活躍していた2000系であったが、1990年冬にはじめて2000系が池袋線で使用されている。これは1990年夏に予定されていた新2000系池袋線投入に先立って池袋線で2000系をお客を乗せて試験運用したもので、この時に池袋線に貸し出されたのが2011編成+2405編成の8連だった訳だ。ちなみにこの時、2000系はラッシュピーク時に池袋と小手指を往復する限定運用に入っていて、各駅には4扉の乗車位置目標がホームに設置されたという。
私はこの「鉄道コレクション」の2000系も投入、年末にパーツ類を購入する予算が出来たので2019年のお正月に走行できるよう整備を行った。同時に先頭部はTNカプラー、中間部はKATOカプラーを装備した。もちろん私が池袋線での試験運用を再現するはずはなく、行き先は4両ある先頭車のうち6連の両側と2連の西武新宿方のみおやくそくの「普通
上石神井」を差した。2連の本川越方については後述する。
整備が完成して編成を組んでみると、高校生時代の2000系を思い出してなんか感動してしまった。早速「ファインクラフト」に持ち込んで試運転してみた。この模型も大事にしたいね。 |
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