心象鉄道25.山手線の電車
若き日の通学の足を再現!

(トミックス Nゲージスケール)


懐かしい山手線の電車たち!

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山手線と私

 東京の大動脈、山手線。
 都心と副都心を結んで勘定する路線なのは言うまでもない。東京で生まれて育った私は、もうこの山手線には文字通り数え切れないほど乗っている。
 そんな山手線を模型で再現しよう、と考えたことは一度や二度ではない。だが様々な理由があって見送ってきたが、2026年に突如山手線通勤電車を2編成揃えたので紹介しよう。

 生まれてから今まで何度も山手線に乗った私として、最も思い入れが深い時期は1980年代である。小学生になって出かけた記憶がハッキリ残るようになった頃、山手線は103系の天下で既にATCタイプの高運転台車が席巻していた時代だ。小学4年生だった1980年の夏休みの宿題の自由研究のテーマに「山手線」を選んだ少年時代の私は、その103系で山手線を一周した記憶がある。
 それから6年の月日が流れ、高校生になった私は山手線を「通学」で使うことになる。西武新宿線沿線に住んでいて、学校が池袋にあった私は高田馬場〜池袋間で毎日山手線に乗る生活を送るようになった。
 そんな時代の山手線を模型で再現したいと思っていたのが、このたびついに叶ったかたちだ。

 そんな私の少年時代の思い出にある山手線を、模型を通じて紹介しよう。

 まず紹介するのは1980年代の山手線の主役であった103系。ATCタイプの高運転台車の10両編成。
 この模型はトミックスによるもので、2025年末に発売された最新のものだ。
 以前にもトミックスは山手線103系を発売したが、今回発売のこの模型に私がこだわりたい点が再現されたので購入した形だ。
 私が山手線の103系を再現するにあたり、どうしてもこだわりたかったのは「先頭車は高運転台車」だけでなく、中間車に非冷房車が入っていること。
 これまでNゲージ鉄道模型で山手線の103系が製品になっても、先頭車が高運転台車なら全車冷房車となることが多く、私が購入を見送ってきたのだ。

 もちろん、山手線の103系で高運転台車にも全車冷房車の編成はあったが、私の印象に強く残ってるのが中間車に非冷房車が混じっている編成だからこうなった。
 今回トミックスが出した山手線の103系は、中間の4両が非冷房車という、今思うと信じられない編成だ。
 この非冷房のモハユニットに、とんでもなく初期に作られた103系が混じっていたりして面白かった。中にはドアが内装側も塗装されているタイプの車両もあったし…。

 いずれにしても、この中間4両が非冷房という内容を見て、ついに山手線の103系に手を出したわけです。
 テールランプの灯りを残して去る。
 103系の重厚感もしっかり再現されているのが良いです。あの重苦しいモーター音や、ジョイント音がよみがえってくる。

 模型は1980年代中頃の姿で再現。「国鉄時代」としたのでJRマークは貼らないことにした。
 そしてもうひとつは205系だ。
 1985年に山手線に颯爽と現れたステンレスの通勤電車。
 当時の私は中学生、学校の先輩に誘われて205系登場記念のイベントで池袋電車区へ行ったのを覚えている。
 出来たてホヤホヤの205系撮影会だけでなく、205系で山手線ノンストップ一周というイベントだった。
 模型はトミックスから2026年1月に発売された「205系山手線・2次車」セットである。
 そのセットを「国鉄時代」の姿に仕上げた。車号は2次車(量産車)トップナンバーのクハ205-5以下の編成とした。
 国鉄時代の姿にしたので、先頭車のJRマークはもちろん付けてないし、先頭部の足回りもスカートがないパーツに交換した。
 さらに5〜6号車のモハユニットは、電動発電機付きの国鉄時代を再現したものに変更した上で、動力付きの隣のユニットの物と差し替えた。

 「国鉄時代の205系」を再現したたため、6扉車のサハ204の使い道がない。一応、サハ204-5の車号は打ったけど…どうしよう?
 いずれにしても私の少年時代の思い出にある山手線が、こうして再現されたわけです。
 どちらの編成も行き先は「山手線」を入れ、これは変更する気なしです。
 駅に並べてみた。もうこの光景、「懐かしい」って言う言葉しかなかったよ。
 トミックスの通勤電車は、先頭のぶっといジャンパケーブルを再現しているのは嬉しいのだけど…これを黒に塗装したけど、コイツがどうしても色が乗らずにみっともない感じになってしまう。

 これをうまくやる方法を考えなきゃ。
 そうそう、こんな光景も何度も見た。
 特に205系の「国鉄時代」は僅か2年ほどしかなく、JRマークがない姿は本当に短期間しか見られなかったんだよね。

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