名台詞登場頻度 |
順位 |
名前 |
回数 |
コメント |
1 |
ハイジ |
16 |
主人公だから首位は当然で、頻度的には他考察作品主人公の標準的なところである。個人的にハイジの台詞で最も印象的なのは、やはり第50話でクララを罵って見せたあの台詞だろう。あれのおかげでクララは大地に立ち、歩くという目標をなしえたのだから。 |
2 |
「おじいさん」 |
11 |
日本アニメ界で「おじいさん」と言えばこの人を思い付く人も多いと思う。名台詞にも恵まれ物語の要所で印象深い台詞を吐いて、物語をひとつの方向に導いている。第43話の名台詞は、ロッテンマイヤーにハッキリと「お前のせいでクララがダメになるんだ」と言っているように聞こえ、とても印象的だ。 |
3 |
クララ |
8 |
もう一人の主人公、実はクララの台詞で一番印象に残っているのは第25話の「オオカミと七匹の子ヤギ」の語りなんだけど、さすがにアレは長すぎて名台詞欄に挙げられない。第46話で幸せを感じたクララの台詞もとても良い。 |
4 |
デーテ |
3 |
上記解説にある通り、この人がハイジを「押しつける」という行為で物語が成り立っている。第18話はミンチン院長の名演が光り、大したことない台詞に重大な印象を持たせることに成功。第19話では多少強引な理論でロッテンマイヤーを言いくるめてしまった。 |
ペーター |
3 |
主人公と常に一緒にいる兄貴分という役回りでありながら、名台詞に恵まれなかったのは「口下手」という設定による物であるのは言うまでも無い。だが物語のあちこちでドロンジョ様の演技が光っていたのも事実。個人的に気に入った台詞は第39話でハイジからの手紙を読み上げる台詞だ。 |
6 |
ロッテンマイヤー |
2 |
登場回数の割に名台詞欄への登場が少ないのは、その役どころのせいかと思う。第22話ではハイジに山を思うことを禁じるストレートな台詞で、物語の空気を凍らせる。あのフネさんがこんな怖い女性を演じていたとは、今になって見ると驚きだ。 |
セバスチャン |
2 |
登場回数は少ないが印象的な台詞はとても多い。名台詞欄に挙げた台詞以外でも印象に残っている台詞はいくつか出てくる。第23話の名台詞はクララへの思いを上手く垣間見せているし、第34話でのハイジとの別れの台詞はとても印象深い。 |
ゼーゼマン |
2 |
この人も登場回数の割にここへの登場頻度が高い。第33話ではロッテンマイヤーを叱りつけつつも、その信頼を垣間見せる演技でとても印象に残った。 |
9 |
ナレーター |
1 |
ハイジ以外で唯一全回登場の声だが、このナレーションは「語りすぎ」てしまう事が多く、どうにも印象が良くない。だが第4話のナレーションでは、ハイジの経験を視聴者に上手く突き付けているという点で印象に残った。。 |
「おばあさん」 |
1 |
どの作品にもいる「この人が良い台詞を言うと、他の人がもっと良い事を言ってしまい台詞が印象に残らない」という外れクジをひいた形なのが、本作ではこの人だと思う。第12話では春の訪れと言うのが彼らにとってどんなに楽しみでいるか、上手く印象付けてくれた。他にも良い台詞は沢山言ってるんだけどなー。 |
「おばあさま」 |
1 |
「Wおばあさん」が当欄に並んで出てくるとは…そして共通点は、やはり良い台詞を言うと他の人にもっと良い台詞を言われてしまう点。第28話での名台詞は、ロッテンマイヤーに対して視聴者が言いたいことを、劇中で代弁した形で印象的だ。 |
医師 |
1 |
名もない医師だからてっきり一発屋かと思っていたら、登場頻度も多くアルムに単独で乗り込んでくるとは予想外だった。第29話ではハイジとクララに必要なものを「おばあさま」が持っていることを明確にしてくれる。この台詞があったからこそ、第41話での主役級の活躍に説得力がある。 |
チネッテ |
1 |
無表情の上に無口で喋っていた記憶が無かったが、今回改めて見てみると実に様々な表情で色んな台詞を語っているのだと再認識したキャラ。名台詞欄登場は第31話、「おばあさま」が消えたゼーゼマン邸の現実をうまくハイジと視聴者に突き付ける台詞で、見ている者を不安に陥れた。 |