北海道方面 7.宗谷本線の急行列車2026
ひとつの模型で何度も美味しい! トミックスのキハ400系

(トミックス Nゲージスケール)


2026年夏にトミックスが放った急行「利尻」セット
それの私なりの愉しみ方を紹介しよう

(8月8日追記へのリンクは 本文の最後にあります)

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トミックスから宗谷本線急行が発売!

 私の若い頃の思い出の列車のひとつに、1990年代の宗谷本線の急行列車がある。
 キハ40系を改造したキハ400系は、その重厚感がある塗装などで最北へ向かう急行の雰囲気を強く打ち出しており、若い頃の私を魅了した。何度も乗ったし、何度も撮ったし、いろんな思い出がある列車だ。

・推奨BGM 「稚内から」作詞・作曲 村下孝蔵(動画 細雪様)

 もちろんこの列車は私も既に模型で再現しており、もうかなり以前のことだが本サイトでも記事にしていた。マイクロエースのキハ400系「天北」セットを購入し、これを1980年代末期の「宗谷」に仕上げたものを所有していた。
 だがこの夏(2026年)、トミックスもキハ400系を中心とした宗谷本線急行列車のセットを発売した。私もこれを購入し、私なりに愉しむことにしたので紹介しよう。

 今回、トミックスから発売されたのはキハ400系主体の急行「利尻」セットとされた。B寝台車であるスハネフ14はもちろん、キハ400系活躍の歴史でも末期で登場するキハ182改造車を組み込んだセットで、またキハ400系そのものも細かい改良がされた1990年代後半の姿とされている。具体的には1998年以降の「利尻」編成とされている。
 このセット内容を見た私は、ヘッドマークの差し替えや編成の変更で「利尻」以外の列車にもできると判断して購入を決断する。過去に購入したマイクロエース製のキハ400系に増結するために所有していたキハ56系をこちらにも連結して使い、さらになんとかしてキハ400を一両増やせば様々な編成になると踏んだのだ。
 では、アルバム形式でこの模型を紹介しよう。

 これが今回トミックスが放ったキハ400系「利尻」セットだ。
 先頭に片運転台のキハ480、これがキハ182とユニットを組むというキハ400系末期の「利尻」編成という内容だ。
 まずは商品のまんまで編成を組んで走らせた写真から紹介しよう。
 片運転台のキハ480が稚内方の先頭に立つのは、キハ182改造車が登場した1998年以降である。それまではこのキハ480は、ユニットを組むキハ400の向きの関係から札幌方に着くことが多く、1990年代初頭は中間に入ることが多く、1990年代中頃から札幌側の先頭車となって名寄で切り離しって運用が多かったように感じる。

 写真を撮った後に気付いた、前面にナンバーを打ったときに別のナンバーが貫通扉に貼り付いてしまっていたことを…
 多客時の増結車であるキハ56を連結してみた。
 このキハ56は10年くらい前に格安で手に入れたもの。それまでマイクロエース製のキハ400の増結に、KATOの「キハ56タイプ」を使っていたのを差し替えた。
 今回は2両のうち、片方の先頭車に「利尻」のヘッドマークを付けてトミックスの「利尻」セットに連結することにした。

 パノラミックウインドウでない、古いタイプのキハ56による宗谷本線急行の増結車は、1990年代中頃にたまに見られたものである(末期にも見られたとか)。
 キハ56を増結すると同時に、もう製品そのままの編成ではなくなっている。
 キハ182を外し、キハ480の向きを逆にして中間に組み込み、その前にキハ400を持ってきた…これで1990年代中頃の「利尻」に早変わりだ。

 ちなみに「利尻」の増結にはキハ56だけでなく、ステンレスのキハ54や、両運転台のキハ53-500なども入っている。一番驚いたのは、朱色一色のキハ40が先頭の「利尻」が稚内駅に滑り込んできた時かな。今考えると写真を残しておけば良かった。
 上記編成からキハ56を外し、ヘッドマークを変えれば急行「サロベツ」のできあがり。
 キハ400系のルーバー類は目をつぶることにすれば、「サロベツ」運行開始の1992年夏以降の宗谷本線急行が再現できるはずだ。
 1992年夏以降としたのは、側面のエンブレムが1992年夏以降のものだからだ。

 だけどキハ182が連結される以前の編成を組むとなれば、どうしてもキハ400が一両足りなくなる。なので私は動力なしのキハ400をなんとか一両入手し、セット内容よりキハ400が一両多くなっている。
 というわけで、キハ400−キハ480−キハ400−キハ400の4両編成の「サロベツ」である。気が向けば名寄以北の3両編成も愉しんでみたい。
  編成を変える度にヘッドマークを付け替えるのは面倒なので、車両の連結順序を変えれば先頭に立つ車両のヘッドマークが自然に変わるようにしてある。

 具体的には、キハ480は「利尻」のマークをつけっぱなし、3両あるキハ400のうち動力車は札幌方に「サロベツ」、キハ400の非動力車の1両は札幌方が「利尻」で稚内方が「宗谷」、もう一両の非動力車は札幌方が「宗谷」で稚内方が「サロベツ」…これでいろんな編成が楽しめるはず。
 札幌方から「サロベツ」編成を見る。屋根上の水タンクが重厚感を増す。

 「サロベツ」は1992年夏のダイヤ改正で、2往復あった「宗谷」のうち1往復を改称するかたちで登場した。
 この時に側面のエンブレムが「サロベツ」を追記したものに書き換えられ、以降キハ400系引退までこのエンブレムで固定化されることになる。

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