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N100系「スペーシア X」と1700系「白帯車」
現在の東武特急と古の東武特急

 我が家の東武特急がまた増えました。ひとつは東武鉄道が放った豪華特急列車「スペーシア X」、もう一つは1950年代半ばから1970年代初頭にかけて活躍した昔の特急電車である1700系「白帯車」。
 我が家にレイアウトが完成したことで、この二車種を中心に走行&撮影を行いました。

 以下アルバム形式で、紹介していこう。

・N100系「スペーシア X」
 現在の東武鉄道のフラッグシップは、N100系「スペーシア X」だ。
 これまでの特急列車「スペーシア」をさらに豪華路線に振り、2023年夏に日光・鬼怒川特急でデビューした。

 浅草方先頭車はこれまでの「スペーシア」同様に全て個室となっている。日光方先頭車はラウンジで、これまでの鉄道車両の常識を破った内装が話題になった。
 その他一般席も「プレミアム」と「スタンダード」の2クラスで、そこいらの特急車両よりも豪華なシートを採用している。
 模型は実車デビューの翌年にトミックスが自信を持って世に放ったもの。
 TNカプラー装備、車端部床下機器装備、専用室内灯装備と、クルーズトレイン並み高級仕様の模型である。

 最初に手に取ったとき、その美しさに唸ったものだ。白い車体と、アクセントの黒の色合いが美しく再現されている。
 車内では浅草側先頭車の最前部個室「コックピットスイート」の再現がとにかくすごい。スタンドタイプの室内灯や椅子やテーブルなど、その特徴がしっかり再現されている。
 車体は両先頭車の五角形の窓がとても印象的。白い車体は日光東照宮の陽明門の色をイメージしたという、8年くらい前に見ているが確かにこんな色だった。

 前面のLEDヘッドライトのツブツブもキチンと再現される。ただそのツブツブを再現するパーツを紛失し、それを治すのが大変で苦労させられた。
 流し撮りしたのは日光方先頭車「コックピットラウンジ」の車両。
 車内は高級ホテルのロビーのような豪華なソファが並び、デッキ側にはカフェカウンターがある。
 小田急ではこの手の車内カフェは長続きしなかったようだが、東武では頑張ってほしいと思わざるを得ない。

 模型ではラウンジの壁面に取り付けられたライトを上手く再現している。この辺りは「瑞風」の模型と同様の構造のようだ。
 現代の東武特急を並べてみた。すれ違うは500系「リバティ」。
 「リバティ」は3両単位で分割併合を行う汎用特急車として活躍し、「スペーシア X」はそれとは真逆の固定編成のプレミア列車として活躍する。
 これに後述の「スペーシア」が加わり、三つ巴で東京と日光・鬼怒川を結んでいる。

 我が家の「リバティ」は以前紹介したように、トミックスのセットで6両にしている。多分3両ずつに分割して走らせることはしないと思う。
 この二車種がこのようなかたちの橋梁を渡ると、浅草駅のところの隅田川を思い浮かべる。
 「スペーシア X」とは対照的に「リバティ」はベージュの塗装となっている。この対比は面白いが、同じ路線の特急であることを象徴すべき共通点もあるのが面白い。
 私が東武特急で最も好きな車両と言える100系「スペーシア」と並べてみた。
 「スペーシア」はいつしか登場から四半世紀以上の時間が流れた。その間にJR乗り入れが始まり、塗装が変わり、特別塗装がいくつも出たりと波乱に満ちた生涯を歩んでいる。
 一部に老朽廃車が出たとは言え、まだまだ現役なのは嬉しい。
 この「スペーシア」は以前「リバティ」を紹介したとき話したとおり、トミックスのセットだ。
 私は「スペーシア」については長年グリーンマックスのものを愛用していたが、破損した前面ガラスパーツが手に入らないため修復出来ず、まだ治せていない。

 グリーンマックスの「スペーシア」は登場当時の1990年代前半の姿に出来るのが嬉しかったんだけどなぁ。トミックスのはどうしてもその時代の姿にならない。
 という訳で我が家の「スペーシア」はJR直通仕様になっている。
 「スペーシア」との並びだが、この写真がトミックスの「スペーシア X」のヘッドライト再現がよく解る。
 写真は「ハイビーム」状態だが、床下スイッチでロービーム状態にすることも可。テールライト再現もとても良い。

 前述したが、このヘッドライトがツブツブに光る再現をするパーツをひとつ紛失しちゃったんだよね。
 時代を超えた並びをやってみよう。
 続いてのすれ違いは、1720系デラックスロマンスカーこと「デラ」。
 1960年から1991年の長きにわたり、東武特急として活躍した伝説の名車。

 国鉄特別二等車(登場当時)並のシートと広いシートピッチを持つ一般座席に、ビュフェカウンターや定員外のサロンルームをその内容は、「スペーシア X」に続く道筋と言っても過言ではないはずだ。
 我が家の「デラ」は言うまでもなくマイクロエースのもの。数年前にパンタグラフを破損して休車としていたが、この度修理としてパンタグラフ換装を行って復活した。
 換装したパンタグラフはグリーンマックス製のPT43N、車両側のパンタ取り付け穴を少し拡げるだけでピッタリとはまった。このため、壊れてなかったパンタも換装して統一した。

 外観の僅かな違いは気にしな〜い。
 さらに時代を遡って、後述する1700系「白帯車」と並べてみた。
 こんな感じで、我が家では歴代の東武特急まで揃ってしまった。
 1720系「デラ」が復活したことで、トミックスの「スペーシア」と並べてみた。
 「デラ」が小さく見えるが、実物を並べてみてもこんな感じだったのを覚えている。

 「デラ」から「スペーシア」への置き換え劇からもう35年もの月日が流れてしまった。
 あの頃、西暦2025年を過ぎても「スペーシア」が現役だなんて思いもしなかった。「スペーシア」が「デラ」よりも長生きするなんて…。

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