・「American Truck Simulator」 オリジナルトレーラー


アメリカ大陸の山岳道路をオリジナルトレーラーを牽いて走る

 「Euro Truck Simulator 2」のプレイにおいて、私の趣味を荷台に描いたトレーラーを作成して走らせた。
 それは実際に見た「ロックシンガーの矢沢永吉のイメージ等が大々的に描かれていたトラック」に対抗して自分の趣味として、日本のフォークシンガー村下孝蔵のイメージを荷台に描いたトラックが作ろうと一人で盛り上がった結果だった(詳しくはこちらを参照)。
 このたび、同じことを「American Truck Simulator」でも行ったので紹介しよう。以前と同じように村下孝蔵がこの世に遺していった歌の歌詞と、レコードジャケット画を組み合わせた内容とした。

 今回は「American Truck Simulator」の私のオリジナルトレーラーを牽いて走った記録をアルバム形式で紹介しよう。


・トラックの車窓から
 
 今回制作したオリジナルトレーラーの前に、トレーラーを牽引するトラックを乗り換えたので紹介しよう。

 これまで「Euro Truck Simulator 2」のトラックを移植するMODを用いてヨーロピアンスタイルのキャブオーバーのトラックで本ゲームを楽しんでいたが、該当のMODがバージョンアップで使えなくなってしまったので、トラックを乗り換えることにした。

 どうせ乗るならただアメリカンスタイルなだけでなく、クラシックスタイルにしてみようと考え、チョイスしたトラックはKenworth社の「W900」。
 塗装は日本の鉄道ファンなら「トワイライトエクスプレス」とお分かりいただけるだろう(笑)。

 しかしこいつ、ボンネットが長くて慣れるまで苦労した…。
 そしてオリジナルトレーラーは、今回は村下孝蔵のアルバムジャケット画と、該当のアルバムに入っている曲とした。

 ポートサイド側はそれぞれアルバム「歌人撰集」「歌人」「歌人Ⅱ」の3枚、曲は「初恋」「松山行フェリー」「月あかり」とした。

 トレーラーは本ゲームで最も長い53フィートにしたので、今回はジャケットを3枚にすることができた。
 このトレーラーも長くて、慣れるまで車庫入れなどで苦労した。
 スターボードサイドはアルバム「名もない星」「同窓会」「野菊よ 僕は…」の3枚、曲は「ロマンスカー」「同窓会」「禁じられた遊び」とした。

 両サイドとも、後方にはギターを弾く村下孝蔵のイメージを入れた。
 後部はアルバム「新日本紀行」のジャケット画と、アルバム収録曲ではないですが「この国に生まれてよかった」を組み合わせた。

 ご覧のスライドドアタイプの他、一般的な観音開きドア用の画像データも用意している。

では、このトレーラーを牽いてフメリカの道路へと出てみよう。
今回はサンフランシスコ以外は、最近のDLCで加わったアイダホ州やワイオミング州が中心だ。
 最初にこのトレーラーを、他車からの視点で見てみよう。もしこのトレーラーが実在したら、他の車からはこう見えるというわけだ。
 やはりこういう堆積岩による角張った山と荒野の組み合わせが、アメリカーン!って感じだ。
 アメリカ大陸の赤い大地と赤い山、日本では考えられない風景を思う存分走れるのが、このゲームの醍醐味だ。
 国道を走り抜けると、オアシスのような田舎町が現れる。これがアメリカでのドライブの旅情なのか?
 このような町の中では道が広くても制限速度が20mphとか30mphとかだ。日本では制限速度に大きな変化がないが、欧米では郊外での最高速度が高くてもこういうところは厳しいらしい。
 堆積岩の山に囲まれた渓谷を行く、こんな光景は「Train Simulator」でもあった。「American Truck Simulator」ではこのような渓谷風景が多くて楽しい。
 ハイウェイでは65mph程度で巡航することにしている、日本の単位で言えば105km/hとなる。最高速度は州にもよるが、トラックが80mph(約130km/h)まで出せる州があったような…ゲームの話だから実物はどうなのかわからないが。
 日没が迫って来た。やはり「American Truck Simulator」の醍醐味は、夕景の中のドライブだ。
 トラックやトレーラーのイルミネーションも雰囲気が盛り上げてくれる。
 今回のトレーラーは側面上下のイルミネーションをフルで取り付けてみた。路肩灯の代わりになるかと期待したが…真っ暗。
 アメリカの大地に日が沈む、トレーラー側面の反射が良い感じだ。
 これは朝陽の様子、夜明けは夜明けでその空気感がうまく再現されている。

アメリカの大地を走り抜け、大都市へ
サンフランシスコの街を走る様子を見てみよう。
 前画像で渡っていた「サンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジ」を背景にベイエリアを行く。
 この橋は「American Truck Simulator」のみならず、「Train Simulator」や「Ship Simulator Extremes」でも再現されている。
 「Train Simulator」ではサンフランシスコとサクラメントを結んでいた電気鉄道を再現するDLCがあり、これで鉄道と道路の併用橋だった時代の当橋を体験できる。
 こういう橋の景色は、日本だったら瀬戸内海を思い出す。特に明石海峡大橋のたもとはこんな感じだったような。
 サンフランシスコの市街地、今回はベイエリアだけだが坂道が多い地区も再現されている。名物ケーブルカーの線路も敷かれているが、車両が走っているのは見たことがない。
 サンフランシスコの橋と言えば、やっぱり「ゴールデンゲートブリッジ」だ。この赤い美しい橋は、吊り橋の代表的存在と言って良いだろう。
 もちろん、このゲームでも「ゴールデンゲートブリッジ」を渡ることはできる。

オリジナルトレーラーが「ゴールデンゲートブリッジ」を渡る
こういう名所巡りも楽しいものだ。
 という訳で、私がラッピングしたオリジナルトレーラーのキャプ画を紹介してみた。
 別のデザインのトレーラーを作ってみたいと思っているが、なかなかそれも進まない。こういうのは気分でやってるからなぁ…でもこのゲームの新たな楽しみとして伝わればと思う。

(備考)
 本サイトの「American Truck Simulator」のゲーム画像は、下記DLCやMODを導入済みのものです。
 ・「American Truck Simulator - Arizona」
 ・「American Truck Simulator - New Mexico」
 ・「American Truck Simulator - Oregon」
 ・「American Truck Simulator - Washington」
 ・「American Truck Simulator - Utah」
 ・「American Truck Simulator - Idaho」
 ・「American Truck Simulator - Colorado」
 ・「American Truck Simulator - Wyoming」
 ・「American Truck Simulator - Mack Anthem®」
 ・「American Truck Simulator - Western Star® 49X」
 ・「American Truck Simulator - Freightliner Cascadia®」
 ・「American Truck Simulator - International LT®」
 ・「American Truck Simulator - Heavy Cargo Pack」
 ・「American Truck Simulator - Forest Machinery」
 ・「American Truck Simulator - Special Transport」
 ・その他、個人製作のMOD(詳細省略)

アメリカらしくないデザインのトレーラーだからこそ、楽しい♪
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