心象鉄道19.国鉄の特急電車
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1.私と国鉄特急電車 「日本国有鉄道」、略して国鉄…日本国土の隅々までネットワークしていた公共企業体が消えて、もう30年以上の月日が流れてしまった。 その国鉄が日本から消えたのは、私は16歳で高校1年から2年になろうとしていたときだった。高校生になってアルバイトをするようになってお金ができ、やっと関東地方の外の鉄道に乗りに行けるようになった矢先に、国鉄が分割民営されて消えたのである。この頃はまだ普通列車で旅をするのが精一杯、関東地方の外へ鉄道を追う舞台が移ったとは言え、特急電車に自由自在に乗ることなどまだ出来なかった。 そしてその国鉄には、少年時代の私が憧れた列車や、興味を持った過去の列車が沢山ある。今回はそんな国鉄の特急電車たちを模型を通じて紹介したいと思う。中には少年時代の私の目を惹いたものもあるし、手にした本にあった歴史の1ページに出てきた列車もある。様々な形でその存在を知り、「乗ってみたい」「それが叶わなくとも見てみたい」と思ったものだ。 そんな列車達を、大人になって「模型」というかたちで再現したのが、今回のこのページの趣旨と思って頂ければ良いだろう。 |
2.「こだま」と「ひびき」
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3.上越特急「とき」
183系1000番台ついでの追加記事
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