名台詞登場頻度 |
順位 |
名前 |
回数 |
コメント |
1 |
ペリーヌ |
11 |
主人公だから首位は当然にしてもちょっと寂しい数字。「へのへのもへじ」顔だけでなく名台詞でも損をしているのは、前半は自分で物語を引っ張るが、後半は物語に「巻き込まれる」という位置付けに変化するからである。特にマロクールに到着した27話以降では、ペリーヌの当欄登場は僅かに3回だ。第2話の深い台詞は、旅好きの人には印象的だろう。 |
2 |
ビルフラン |
9 |
主人公に代わって、後半の物語を力強く引っ張ってきたのは彼と言って間違いないだろう。33話以降の本欄をほとんどかっさらってしまっている。その中でも特に印象深いのは第50話の名台詞、この物語が伝えるべき点をさらりと言ってのけて視聴者に強い印象を与えたことだろう。 |
3 |
マリ |
7 |
主人公の母という立場で、物語のうち3分の1しか出てこないがこの順位に付けたのは、前半は彼女が物語を引っ張ったからに他ならない。第10話で「人に愛されるためにはまず自分が人を愛さねばならない」というテーマを最初に語り、第20話では母としての強さと人としての弱さを前面に出した台詞がとても印象に残った。 |
4 |
ナレーター |
4 |
ペリーヌと共に全話登場した解説、物語の要所で的確な解説を入れて印象に残っている人は多いことだろう。やはり最も印象に残っているのは、最終回の最後の解説(第53話次点欄)。物語の教訓を視聴者に委ねる形で終わったことで、物語が上手く締まったと思う。 |
ロザリー |
4 |
主人公の親友というポジションかつ、使いやすいキャラクター性で名台詞欄登場回数でも健闘を見せた。ビルフランがほぼ名台詞を言ってしまう展開でもこの回数は彼女の「使いやすさ」の証明であろう。その中でも最も印象的な台詞は第38話、ペリーヌの服選びの際の台詞だ。 |
6 |
マルセル |
3 |
数少ない前後半を跨ぐキャラだが、後半は最終回だけの登場。よって名台詞は全てパリまでの間である。その中でも印象深いのは初登場の第7話、母親を自慢する少年の照れくさいけど誇らしげな気持ちが表現された台詞だ。 |
ファブリ |
3 |
後半のみ登場で、やはりビルフランが当欄登場をほとんどかっさらう中での大健闘。本作で出てくる男性キャラで最も当たり役と言っていい。印象的なのはそのキャラクター性を確固たるものにした第32話の名台詞と、自分で答えを出してしまった第40話だろう。。 |
8 |
タルエル |
2 |
マロクール編で悪役として君臨し、2回の名台詞欄登場はその雰囲気が強い台詞だ。特に第45話の名台詞は、これまでのタルエルには無かった言い回しで「悪役」としての印象を上にすることで優先は、成功した凄い台詞だと思う。 |
フィリップ |
2 |
後半では脇役も固定化されるが、その後半の脇役の中で最も印象深いのは彼だという考えには異論はないだろう。第49話の名台詞は「自分はペリーヌの気持ちも含めて全部知っている」というとても印象深い台詞だ。脇役では最も当たり役と思う。 |
9 |
ガストン |
1 |
第19話で名台詞欄登場、シモン荘の中で最初にペリーヌのペースに巻き込まれた彼の心情を上手く描き出している。シモン荘の人々は固定キャラでありながら、登場回数が少なく当欄登場機会そのものが少なかったのが痛い。 |
シモン |
1 |
第22話で名台詞欄登場、シモン荘の主にしてパリ編で最も印象深い彼だが名台詞には恵まれなかった。だが名台詞となった彼がペリーヌに掛けた最後の言葉はとても印象深い。永井一郎さんの歯の抜けた演技も唸らざるを得ない。 |
ルクリ |
1 |
第26話で名台詞欄登場、ペリーヌからパリカールを買い上げるという役柄だけでなく、その後の偶然からペリーヌと旅を共にし、さらに後半も登場してファブリがペリーヌの正体に気付くきっかけを与える。名台詞では彼女の優しさが見え、ペリーヌを娘のように感じているのがとても印象的。 |
テオドール |
1 |
第35話で名台詞登場、二大悪役のもう一人だがタルエルと違い名台詞には恵まれなかった。ここに彼の「悪役」としての使いづらさ(ダメ人間)があったと思う。名台詞ではダメ人間ぶりが強調されていてとても感じがよい。第49話次点欄は、担当声優の役どころという意味でとても印象深い。 |
下宿屋主人 |
1 |
第41話で名台詞登場、ほんの数話の間にしか出ないキャラだが強烈な台詞を残して去っていった。あの台詞を言えるのはこのような脇役だからこそ、というのもあるだろう。 |
セバスチャン |
1 |
第52話で名台詞登場、第33話での初登場から何度も画面に出てきて印象深いキャラだが、この人が良いことを言うとビルフランがもっと良いことを言ってしまうという当欄での不遇のキャラ。名台詞では主人を思う彼の気持ちが良く出ていて好印象。 |
ゲスト |
プラガ男爵 |
1 |
第11話のゲストキャラ、次元大介の声で怖いキャラとして登場し、その仮面が少しずつ剥がれて名台詞では完全に面白いおっさんとなったキャラ。この冗談に真剣に答えてしまうペリーヌも強印象。 |
西瓜農家の弟 |
1 |
第23話のゲストキャラで、声はマスオさん。ゲストキャラの彼が背負った役割は、主人公と視聴者にペリーヌの祖父がどれだけの人かを伝えるという重大なものであった。名台詞もこの役割通りだ。 |