マッティス山賊 |
ローニャ |
物語の主人公、山賊娘だけあって野性的で、春をこよなく愛している。
…よく言えば真っ直ぐ、悪く言えば短気。こうと決めたらてこでも動かないのは父親譲り。ビルクに惚れたな。 |
マッティス |
ローニャの父親でマッティス山賊の頭、こいつも短気で娘に輪を掛けて真っ直ぐな男だ。
…だがボルカとの対立のことになると周囲が見えなくなる、そうして家族を結果的に傷つける父親の成長物語である。 |
ロヴィス |
ローニャの母で、豪胆な肝っ玉母ちゃん。常に的確な判断で夫や山賊達をうまく操縦する。
…この女性がいなかったらマッティス山賊は成り立たないだろう。「男って…」が口癖だが、「悪かったな」と口答えしたいのをこらえるしかない。 |
スカッレ・ペール |
マッティス山賊の長老で見守り役でありご意見番。普段は何処まで本気なんだか解らないが、山賊達を正しい方向へ導く。
…マッティス山賊がピンチになればボルカ山賊との統合をも提案できる頭の柔らかい人物。老齢だからこその名言多し。 |
フョーソク |
マッティス山賊の現役最年長、冷静沈着で山賊達の統率役でもある。
…という役どころの割には目立たないんだよなー、以下に示す山賊達がキャラクターとして「濃い」からだろう。 |
チョルム |
よくしゃべる性格の中堅山賊で、城への谷道の見張りに立っていることが多い。
…山賊のくせにくまのぬいぐるみを愛用している怪しい人。性格が濃いせいか、登場回数の割に印象に残る。 |
ストゥルカス |
山賊が商人を襲うときに積極的に戦うが、そのせいか怪我をする役回りも引き受けた。
…強い山賊である印象と同時に、怪我をして苦しんでいるところも印象に残るので彼も目立ち役回りだ。 |
クノータス |
山賊の中でも最も身体が大きい巨漢であるが、意味も無くロヴィスに殴られるなど情けない役も多い。。
…メガネを外さないので独特の外観、食べ物のことになるとうるさいいわゆる「キレンジャー」的なキャラだ。 |
ペリエ |
現役山賊で一番の若手、若いせいかローニャとの絡みが多いため登場頻度も高い。一度代官に捕まる。
…しかし、赤ん坊へのプレゼントにネズミの死骸はないだろ…。 |
リル・クリッペン |
若手の山賊の一人、ローニャと最も気心が知れている山賊と言っていいだろう。。
…彼もローニャとの絡みが多いので印象に残る。同時に山賊の中の「いじられ役」である。 |
ボルカ山賊 |
ビルク・ボルカソン |
本作のもう一人の主人公、マッティスと敵対するボルカの一人息子。現実的な性格の割に現実逃避癖もある。
…物語の発端はこいつがローニャに惚れたことだろう。森でローニャの前にこいつが現れるのは、全部必然であったのだ。 |
ボルカ |
マッティスと敵対するボルカ山賊の頭で、ビルクの父。性格的にはマッティスに似ているが、頭の柔軟さではこっちが上。
…劇中の回想シーンで「子供の頃のボルカ」が何度が出てくるが、ビルクまんまで笑った。 |
ウンディス |
ビルクの母親、ロヴィスと比べると性格が悪そうだが、ある面においてはロヴィスと意気投合する。
…なんか、一時代前のアニメに出てくる「意地悪なおばさん」を彷彿とさせるキャラだった。 |
森の住人たち |
鳥女 |
森の中で最も恐れられている存在、身体は鳥だが顔は人間の鳥という意味不明な生物。
…生き物である以上は雄もいるんだろうけど、最終回まで確認できず。 |
灰色小人 |
森の中で団体生活する小人、臆病だからこそ人を襲うという設定のようだ。
…小声で「灰色小人」と呟きながらローニャを襲ったシーンは、緊迫感があって好きだぞ。 |
ずんぐり小人 |
森の中に家族で住んでいる。親切で大人しく、ひどいことなんかしない。
…だが、「空気が読めない」のが唯一で最大の欠点。森の生き物で最も気に入ったキャラだ。 |
暗がりトロル |
夜になると森に現れ、踊っているだけの生き物。
…結局、こいつは何のために出てきたんだ? |
地下のものたち |
霧の日に人に取り憑いてさらって行く影、幽霊みたいなもんなんだろう。
…らーららー らーらーらー らーらーらーって歌声が耳から取れない。 |
その他 |
ナレーター |
物語の要所で的確な解説を入れてくれる。
…印象に残る解説も多く、隠れた名役であることは確か。「前回までのあらすじ」「次回予告」次に流れるBGMとセットで思い出す解説も多し。 |